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「NTT東日本グループ」との提携により『ブロードバンド・インターネットマンション』を標準化
最大毎秒100メガビットの超高速環境が、任意加入方式で月額2,800円。
共用回線・住戸内回線は、ギガビット対応が可能な回線を実装。

平成13年11月16日
 (株)リクルートコスモスは、新築マンション向けに専用の光ファイバーで最大毎秒100メガビットの高速通信回線を使ったインターネット対応仕様を、全物件で標準化することと致しました。これは、NTT東日本グループとの提携によりマンションまで専用の光回線を引込んだ上で、棟内にイーサネットLANを構築することにより、各世帯から100メガビットの接続環境を提供するものであります。(第一号物件:コスモ小竹向原メユール(東京都板橋区)。10月27日モデルルームオープン。)

【サービス形態】
高齢者などインターネットを利用されないお客様が まだまだ多い現状を鑑み、加入方法は「全戸加入・均等負担方式」ではなく、お客様の利用意思を尊重した「任意加入・受益者負担方式」を採用、価格は月額2,800円となります。(物件特性に応じ、料金をより安く設定できる「全戸加入方式」も一部採用の予定。)

【利用回線】
(光ファイバーを利用し将来への拡張性も考慮) 最大100メガビットタイプの 高スループット回線を使用することにより、高品質な回線速度を確保し、今後 インターネット上に提供される動画や音楽配信などのブロードバンドコンテンツもスムーズにご覧いただけます。

【マンション内設備】
(将来的にも安心してご利用いただける環境の提供) マンション建築当初から、インターネット接続機器を共有部に設置し、そこからマンション棟内及び各住戸にネットワーク回線(ギガビット対応が可能な「エンハンストカテゴリー5」のケーブル)を先行配線することで、入居後すぐに快適なインターネットライフを楽しむことができます。

【性能基準】
上記のサービス 及び 設備設計に当たりましては、下の考え方を基本に、(財)ベターリビングの進められている「インターネットマンションの評価基準」等を参考にしながら、お客様が将来にわたって安心してご利用いただける インターネット環境の実現を目指しました。

*全住戸負担により低額なサービスを実現してきた集合住宅のメリットが、個人加入の低額サービスの登場によって薄れてきている。これは更に進むと予想され、入居段階で接続サービスを固定することは、お客様にとって適切ではないと考えられること。 *接続方式固定・均等負担の仕組みは、当初設定された状態よりも 高速な回線を希望されるお客様の要望に応えられない(個人で 他のサービスへ加入する場合、二重負担となる)、利用頻度の低い方にも 同様の費用負担が発生する、といった問題があり、受益者負担・利用度合いに合わせた接続環境の実現が重要と思われること。

上記サービスは 新築分譲マンションのほぼ全物件で導入することになりますが、その他当社がサブリースを受託して管理・運営する賃貸マンションにつきましても、オーナーの要望に応じて 同様の方式を採用する予定としております。
当社では、昨年4月より住戸内の全居室に LAN配線を先行配線する「住戸内LAN仕様」を、全物件で標準化しておりますので、全居室から インターネットへ接続や、ネットワークを利用して住戸内でのプリンターやファイルの共有をすることが可能です。