HISTORY
コスモスイニシアの50年の歩みを
ご紹介します。
事業目的を「不動産」に、商号を「環境開発株式会社」に変更しました。不況の時こそ住む人の立場に立ってよりよい住宅のあり方を考えぬき、分譲マンション第一号となる「ネオコーポ行徳」を販売し、不動産事業が動き始めました。
大阪、京都に支社を開設。また、業界に先駆け不動産販売に女性スタッフを導入する「リビングアドバイザー制度」を開始しました。
高度経済成長期、住まう人のニーズに応える分譲マンション販売事業の拡大を推進。これに合わせ、マンションの品質管理の向上を目的に品質管理の専任部長を配属しました。
事業の拡大とともに商号を「株式会社リクルートコスモス」に変更し、コーポレートアイデンティティ「WITH LOVE」を策定しました。このWITH LOVEの精神は今でも企業Mission「Next GOOD」に引き継がれています。事業拡大に合わせ、仲介部門を設置し、流通事業を始め、翌年には不動産賃貸事業も始まりました。
リゾートホテルの開発・運営事業への参画を目的に、オーストラリアに現地法人を設立。またオフィス環境の課題を解決する「株式会社コスモスモア(現連結子会社、2024年に株式会社GOOD PLACEに商号変更)」を設立しました。
「株式会社コスモスライフ(当時連結子会社)」内に24時間遠隔監視センター「コスモコール24」を設置し、入居者の不安をすぐに解決できるサポート体制を導入しました。
※現在は大和ライフネクスト株式会社で「ライフネクスト24」と名前を変えて継続
新築マンションで長く快適に過ごせるために、将来的に必要となる修繕に備える30年分の「長期修繕計画」を業界に先立ち導入しました。
事業や部署の壁をまたぎ、社内公募による新規事業・業務改善提案制度が創業時から継続。この年からはお客さまにより良いものを届けることと、より提案のしやすさを重視した「私の提案」を開始。これまでにお客さま相談窓口コスモスホットライン(1998年)など、現在にも続く多くの企画がうまれました。
武蔵浦和駅(埼玉県さいたま市)に再開発事業による複合施設「ラムザタワー」を建設。その後街全体を創造するプロジェクトが動き出しました。また同じ年に「湘南逗子桜山戸建プロジェクト」から一戸建住宅の開発・分譲も始まりました。
高度経済成長期に建設された大規模団地。さまざまな課題を10年におよび解決してきたマンション建て替え事業第一号「フォルム千里中央」の販売を開始しました。
「よいデザイン」を顕彰する「グッドデザイン賞」を2つの物件で初受賞し、これまでに51プロジェクトが受賞しました。「よいデザイン」とは、そこに立つ一人ひとりにとって心地よい価値をデザインし、その積み重ねが、暮らしを、社会全体をより豊かなものへと導くと考える指針となりました。
この年から、全物件に品質管理活動QITを導入しました。 また「コスモ・ザ・パークス清瀬の森」で絆プランと名付けたリビングと洋室の間に稼働間仕切りを採用する間取りを提案。今では業界各社があたり前のように採用するプランとなりました。
「利便性が高い土地にある高品質な賃貸マンション」の需要が高まると予想し、「コスモグラシア四谷外苑東」の販売を開始しました。さらに投資家に向けて収益用賃貸マンションとして本事業を本格化させました。
2005年5月 MBOの手法によりリクルートグループから独立し、2006年に「株式会社コスモスイニシア」に商号変更しました。社名には「調和を生む。調和のある空間を創造し続ける。」という意味を込めた「cosmos(コスモス)=宇宙」と、「未来を切り拓く。変化を促す。」という意味を込めた「initiative(イニシアティブ)」の一部をあわせた言葉が起用されました。
新しい社名を背負った分譲マンション「イニシア」に続き、「イニシア イオ」の販売も開始しました。イニシアの冠をつけたマンションは「イニシアクラウド(2015)」
にも引き継がれています。
2011年に、新築分譲マンション累計供給戸数10万戸を突破しました。この年には、タウンハウス「ザ・ロアハウス」の販売を開始。低層住居専用地域にマンションと一戸建ての良いところを組み合わせた、質の高い住宅を提案しました。
「よいものを、きちんと手入れして、永く大切に使っていく。」という考えから、立地および良質な建物を選び、専有部から共用部までトータルに刷新し、新たな価値を創造することをコンセプトにした一棟リノベーションマンション「リノマークス」の販売を開始しました。
アクティブシニアのためのマンションの分譲を開始するため、さまざまな企画・運営サービスを担当する株式会社コスモスライフサポートを設立。
育児や介護、その他さまざまな状況においても働きやすい環境を目指し社内のWork Style Innovationの取り組みが始まりました。質の高い暮らしを提供するために、コスモスイニシア社員の生活の質の向上も目指しました。
既存の一棟賃貸マンションやオフィスビルなどをリノベーションなどにより再生し、新たな価値を見出す収益不動産の販売を開始しました。これまでの事業で培ったノウハウをもとに不動産を選定。立地や建物の状態だけではなく、将来的な収益性までを総合的に検証したうえで、良質な収益不動産「コスモリード」や「リードシー」に再生します。
2017年アパートメントホテル運営のため株式会社コスモスホテルマネジメントを設立し、ホテル事業に本格参入。そして“みんなで泊まる”を楽しむアパートメントホテル「MIMARU」を開業しました。また、働くと暮らすをシームレスにつなぐシェアオフィス「MID POINT」も始まりました。
これまでのさまざまな事業で培った知見を活かし、2019年に不動産小口化商品「セレサージュ」、2020年アウトドアリゾート「ETOWA」 、2021年シェアレジデンス「nears」を続々と展開しました。そして2022年にはコスモスUSAホールディングス設立、北米でのValue add事業を開始しました。
大和ハウス工業株式会社および株式会社共立メンテナンスと資本業務提携契約を締結し、双方の持分法適用会社となり、新たな一歩を踏み出しました。