仕事をするならカフェ?コワーキングスペース?違いを徹底比較!

- 2023.10.03

テレワークやフリーランスが普及した昨今、「仕事ができる環境がない」「自宅では集中できない」という悩みを抱える人が増えています。気軽に使えるカフェを利用する人もいますが、業務効率や長期的な利用を考え、「コワーキングスペース」の活用を検討する人も多いでしょう。

本記事では、カフェとコワーキングスペースで仕事をするときの違いを細かく比較していきます。自宅以外の作業場所を探している人や、コワーキングスペースのサービスや設備が気になっている人が知りたい情報をまとめました。

 

カフェとコワーキングスペースの比較


カフェとコワーキングスペースの特徴を、下記の6項目で比較します。

それぞれの項目について、詳しく確認していきましょう。

 

利用のしやすさ


 

カフェ

カフェは立地が良く、都市部や郊外問わず店舗数が多いことから、使いたいときに使える利用のしやすさがあります。また、オープンな外観で、道路に面していたり商業施設に入っている店舗が多いため、入店のハードルが低く、店内の雰囲気や設備も簡単に確認できます。

ただし仕事ができる環境のあるカフェは限られるうえ、人気のカフェでは空席がない可能性もあります。

 

コワーキングスペース

コワーキングスペースはカフェより店舗数が少なく、利用したいときに近くにあるとは限りません。オフィスビルに入っていて料金体系や利用ルールも確認しづらいうえ、店舗によっても仕組みが異なるため、初めての場所では利用するまでにハードルを感じやすいでしょう。

しかし、コワーキングスペースは駅周辺に位置していることも多く、ある程度ビジネスパーソンが集まるエリアであれば比較的見つけやすいでしょう。また、最初はハードルを感じても、一度使えば利用のハードルは大幅に下がります。

 

周囲の環境


カフェ

カフェの店内は飲食する人から談笑するグループまでさまざまな人で賑わいます。業務内容にもよりますが、あまり集中して仕事に取り組める環境だとはいえないでしょう。お店によってはパソコンや資料を広げて作業することを禁止しているところもあり、仕事をしていたら店員さんから注意される可能性もあります。

 

コワーキングスペース

コワーキングスペースは、ビジネスパーソンが仕事をする場として提供されており、その目的に沿って利用方法やルールが決められています。作業スペース内は日常会話程度なら認められていることが多いものの、Web会議ブースや会議室、個室が設けられているところも多く、集中できないほど騒がしくなることはないでしょう。

 

利用できる設備・サービス


カフェ

カフェでは、主にテーブルと椅子があるほか、店舗によっては電源やWi-Fiを利用することもできます。しかし、もともと飲食をする場なので仕事で活用できるような便利な設備や備品は揃っていないのが一般的です。机の大きさや椅子の高さ・硬さも、作業ではなく短時間の飲食向けです。

 

コワーキングスペース

コワーキングスペースでは、複数種類のデスク・椅子、電源、Wi-Fiはもちろん、会議室、Web会議ブース、複合機、シュレッダー、文房具、ケーブル類など幅広い設備や貸出備品が揃っているところが多いです。場所によっては、キッチンやシャワー、仮眠室まで備わっているところもあります。

サービスとしても、住所の貸し出し・イベントの開催・各種業務の代行サービスなど多岐にわたります。

単発ではなく、継続的に利用するのであればコワーキングスペースのように設備が整った場所で仕事をするほうがよいでしょう。

セキュリティ対策


カフェ

カフェでは、不特定多数の人が出入りするため、セキュリティは低いといわざるを得ません。パソコンを開いて作業する際に画面を除かれるリスクや、席を立った際に、荷物を紛失するリスクもあるでしょう。

また、カフェで利用できるオープンWi-Fiは誰でも接続できてしまうことから、情報漏洩やウイルス感染、不正アクセスなどの危険性を孕んでいます。そのため、カフェでの作業を禁止している会社も多く、個人事業であってもカフェで仕事をしているという事実で取引先や関係者からの信頼を失いかねません。

 

コワーキングスペース

コワーキングスペースも不特定多数の人が集まることから一定のセキュリティリスクは存在しますが、仕事をするための場所なのでセキュリティ対策に注力しているところも多いです。インターネット回線のセキュリティ保護はもちろん、有人受付や会員制の採用、監視カメラの設置など取り組みはさまざまです。

しかし残念なことにセキュリティレベルが低いコワーキングスペースも存在します。オフィス選びの際にはセキュリティ対策がきちんと実施されているかを事前に確認するようにしましょう。

 

利用料金


カフェ

カフェは飲食代のみで利用することができ、短時間の利用であればかなりリーズナブルに利用できるでしょう。短時間で終わる作業であれば、コーヒー1杯だけの出費で抑えることもできるでしょう。

しかし、そもそもカフェで長時間滞在することは難しいうえ、滞在すればそれなりの出費となります。例えば8時間仕事をする場合、コーヒーを3杯と、軽食を2回くらいは購入するでしょう。それだけで数千円の出費になることは想像に難くありません。

 

コワーキングスペース

コワーキングスペースの利用料は店舗や利用するプランによって大きく異なりますが、短時間の利用であればカフェよりも高くなることが一般的です。

ただし、コワーキングスペースは1日利用や月額プランが利用でき、充実した設備・サービスやセキュリティを考慮するとコスパはかなり高いといえるでしょう。

 

利用時間


カフェ

カフェの営業時間は基本的に日中に限られます。

出社の前後に利用できるような店舗もありますが、

長時間の利用は難しいところが多く、長くても4時間ほどではないでしょうか。混雑するエリアであれば、席の利用は「1時間まで」「店員が声をかけることがあります」「長時間の利用お断り」などと利用時間が制限されていることも珍しくありません。

 

コワーキングスペース

コワーキングスペースの場合、朝から夜まで、場合によっては24時間利用できるところも多く、利用者は自分の好きなタイミングで使うことができます。24時間営業のコワーキングスペースであれば、海外と取引がある仕事や夜型の人でも時間を気にせず仕事に打ち込むことができます。

滞在時間も利用者が選択できるため、長時間でも全く問題ありません。30分~1時間単位で利用するドロップインを展開している店舗では、気軽に短時間利用も可能です。

コワーキングスペース以外のおすすめの仕事場


仕事場を探している人であれば、コワーキングスペース以外にもシェアオフィスやレンタルオフィスという選択肢があります。

人によっては、コワーキングスペースよりもシェアオフィスやレンタルオフィスのほうが向いていることもあるため、あわせて確認をしておくとよいでしょう。

 

シェアオフィス

シェアオフィスとは、コワーキングスペースと同様に作業スペースを他の利用者と共有するオフィス形態です。設備や機能、提供されているサービスはコワーキングスペースと大きく変わりませんが、シェアオフィスのほうが「作業空間」としての色が強く、コワーキングスペースのほうが「人との交流」を主軸としています。

そのため、シェアオフィスは個室・半個室を備えているところも多く、自分の仕事に集中して取り組めます。反対に、「コワーキングスペースでは、交流会やセミナーといったイベントが開催されることも多く、人脈づくりや他の利用者からの情報収集、新ビジネスの立ち上げが実現しやすい環境があります。

シェアオフィスのなかには個室・半個室を備えつつ、コワーキングスペース同様に「人との交流」を重視しているところもあるため、両方チェックしておくとよいでしょう。

 

レンタルオフィス

レンタルオフィスは、個室または半個室をレンタルできるサービスです。コワーキングスペースやシェアオフィスと大きく異なるのが、メインとなる作業スペースを他の利用者とシェアしない点です。各個室には鍵がかかるところが多く、プライバシーや機密情報をしっかりと守ることができます。

ただし、レンタルオフィスでも、共有の作業スペースを併設してるところもあり、業務内容によって場所を変えて作業することができます。コワーキングスペースやシェアオフィスでは周囲が気になって周知できない人や、高いセキュリティを求められる職業の人は、レンタルオフィスのほうが利用しやすいでしょう。

 

【結論】仕事をするならカフェよりコワーキングスペース!


コワーキングスペースは、快適に仕事ができる設備・サービス・環境が整っており、長時間の利用も可能です。カフェは飲食をするためのお店なので、設備やサービスはもちろん、セキュリティや滞在可能時間も仕事向きではありません。

突発的に発生したメール対応や情報収集などであればカフェでも構いませんが、その他の業務全般的にコワーキングスペースのほうが進めやすいでしょう。特に、フリーランスや1名法人の社長、テレワークの会社員であれば、リスクや業務時間を考えるとコワーキングスペースを利用したいところです。

なかには、カフェ併設のコワーキングスペースもあります。この場合は、一休憩や気分転換にカフェを利用するとよいでしょう。

 

 

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MID POINTは東京・神奈川に全8拠点展開しているシェアオフィス&コワーキングスペースです。(記事執筆時点)
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