顧客目線に立ち、仕事のスタイルを考える|MID POINT幡ヶ谷

- 2023.10.16

榎本公認会計士・税理士事務所 榎本翔

東京大学大学院情報理工学系研究科を卒業。

新卒で証券会社に入社。債券トレーディングの仕事を5年経験。2016年に公認会計士の資格を取得。

M&Aアドバイザリー、AI系ベンチャー企業のマネージャー、地方の事業再生、その他さまざまな分野のコンサル等を経験し、2020年に開業。

 


 

今回はMID POINT幡ヶ谷をご利用中の榎本さんにお話を伺いしました!

OPEN時からご利用いただいている榎本さん。

今回は開業に至るまでの経緯、MID POINTに決めたきっかけ、今後の展望などなど、インタビューさせていただきました!

 


 

開業されてから何目か、また事業内容を教えてください。

開業してから3年目です。会計事務所という名前ですが、現状の業務内容は8割コンサルティングです。財務、M&A、経営コンサルがメインで、AI系のベンチャー企業でマネージャーをしていたので、その経験からAI系のコンサル業務も行っています。残り2割は、会計業務をしています。

 

税理士と会計士の資格を持ち、コンサルティングもされていますよね。専門分野が幅広い!

手元にたくさんの仕事があって、忙しく動き続けている方が好きなんです。

ただ、効率的に時間を使っていくためにも、他の方に任せられる部分は任せていきたいという気持ちもあります。そのバランスが難しいですね。例えば自分が現場作業から離れ、マネジメントだけをするような構造になってしまうと、仕事の解像度がどうしても下がってしまい、結果としてお客さまとの距離は遠くなるので、それは理想ではないです。

 

榎本さんの中で仕事のこだわりはありますか

本当の意味で顧客視点に立ち、「サービスを売る」というよりは「顧客にとって何が必要か?」を考えて提案することを大事にしています。

商売である以上、目先の売り上げも大事ですが、長期的に見て顧客目線に立つことが信頼に繋がると考えています。顧客にとってコンサルティングサービスが不要だと思ったときは、それをそのまま伝えるようにしています。あとは、コンサルティングは目に見えない仕事なので、最初にきちんとすり合わせしてから入ることと、最終的な成果物の納得感や信頼感はとても大事にしています。

 

それだけ仕事や顧客にコミットできる榎本さんの仕事の原動力は何ですか?

簡単なことではないですが、何よりもお客さまから信頼いただき、感謝の言葉をいただけることです。その他には自身の好奇心であり、同じくらいその気持ちも大事にしています。

自分が好きで楽しいからこそやり出すと、のめり込めますし絶対にいい仕事をしたいという想いが強くなりますよね。

 

―シェアオフィスを探し始めた経緯を教えていただけますか?

以前は別のシェアオフィスでのドロップイン利用を中心に、喫茶店や自宅で仕事をしていました。

今回新たにシェアオフィスを探し始めたのは、自宅以外の固定の仕事場を確保したいと思ったからです。また自宅だとお客さまがいらっしゃった際に来客スペースが用意できませんし、オフィスがあることによる信頼感も大切だと思ったのでシェアオフィスを検討し始めました。あと、そもそも自宅だと集中して仕事ができないタイプなんです。

 

―最初から事務所やSOHOオフィスではなくシェアオフィスで探していましたか?

シェアオフィス以外は見ていません。

ドロップインでシェアオフィスを利用していたので、シェアオフィスのイメージは良くも悪くも理解していましたし、あまりマイナスな印象もなかったので、最初からシェアオフィスに決めていました。

シェアオフィスであれば、好きなタイミングで利用でき、設備が揃っています。また、雰囲気も堅すぎずカフェに近いので気楽に使えます。もともと喫茶店でも仕事をしていたので、シェアオフィスの雰囲気がとてもマッチしていました。

 

―シェアオフィスの中でもMID POINT幡ヶ谷に決めた理由を教えてください。

接客の利便性と自宅からの通いやすさで決めました。

最初は渋谷や新宿あたりでオフィスを探していたのですが、その時にMID POINT幡ヶ谷を偶然見つけました。接客をするにはターミナル駅にオフィスがある方がいいと思っていたのですが、やはり日々使う場所なので通いやすさを考えると、家から近さも大事だと思ったんです。あとは、駅から直結なので、接客の際の利便性も非常に高いと感じています。

 

―2名ROOM(個室)をご利用いただいていますが、ラウンジで仕事をしているところも多くお見掛けしますね!どのように個室とラウンジを使い分けされていますか?

主に会議があるかないかで使い分けていますね!

会議があるときは個室に、ない時は基本ラウンジにいます。MID POINT幡ヶ谷がOPENしたばかりの時は、ラウンジの混雑具合が分からなかったため個室にいることが多くなると思い、広めの個室を借りました。しかし、MID POINTはラウンジもそんなに混雑していないですよね!2名個室は自分1人で使う分には広いので、もう少し狭い個室でもいいかなと思っていますが、1回手に入れちゃうとなんか手放したくないみたいな気持ちもあるので悩ましいですね(笑)

 

―MID POINTのメンバー同士で話す機会はありますか?

割とメンバーとも運営とも話します。席が隣だった時に話したり、すれ違った際に軽く会釈をします。

 

これから創業される方や今1期目の方に向け、オフィスを探す上でのアドバイスをお願いします!

「ゆるくつながれるコミュニティ」があるオフィスを選ぶことをおすすめします。

会社でもない顧客でもないサークルのようなものでもない、そういうコミュニティがあるといいと思います。気分転換になりますし、もしかしたらビジネスにもつながるかもしれません。何より、一番は人と関わる機会を継続的に作れることですね。人にもよりますが、独立後は会社員時代と比べ、意識的に動かなければ人との関わりが希薄になりがちです。シェアオフィスで緩くつながれる機会があることは有難いですね。

 

―MID POINTで大事にしているコミュニティ像を体感してくださっていることが嬉しいです。

でも、本当にその通りだと思いますよ!以前利用していたシェアオフィスではあまりメンバー同士の交流がありませんでした。MID POINTのように、ちょっとした関わりがありつつも、近すぎない距離感がちょうど良く過ごしやすいです。

 

―最後に、今後の展望やチャレンジしたいことを教えてください!

今はコンサルティングの仕事がメインですが、会計事務所としての仕事も増やしていきたいと思っています。

コンサルティングは何か困りごとや問題がある、いわば有事の際に臨時的にお手伝いをさせていただくような仕事なので、それらを未然に防ぐことはできません。また、業務として安いサービスではないので単発的な依頼になることも多いです。これからは問題が何もないような平常時からも、お客さまと継続的な関係が築けるビジネスを軸にしていきたいと思っています。そうすることで何かしらの問題が起こる前段階での、予防的な関与の可能性が高まり、結果として一つでも問題が生じるのを未然に防ぐことができれば、それが一番の顧客利益になると考えています。

 

榎本さん、貴重なお話ありがとうございました!!

MID POINT幡ヶ谷のOPENからご入居いただき、MID POINTのゆるくつながるコミュニティの良さも感じていただていることがとても嬉しいです。

顧客目線に立ち、信頼をとっても大事にされている榎本さんの姿勢に学ばせていただくことが多くありました!

「会計士や税理士として定期的にお客さまと関わることで予防的に救えるものがある」という今後の展望は、事業再生や様々なコンサルティングの経験がある榎本さんだからこそできることだと思い、お訊きしていてワクワクしました。榎本さんの益々のご活躍をお祈り申し上げます。今後ともよろしくお願いします!

 

今回インタビューしたメンバーの入居している物件はこちら

MID POINT幡ヶ谷

〒151-0072 東京都渋谷区幡ヶ谷1-2-2京王幡ヶ谷ビル4階

京王新線「幡ヶ谷」駅南口 徒歩1分

京王新線「新宿」駅まで 電車3分

京王井の頭線「神泉」駅南口 徒歩3分

京王井の頭線「渋谷」駅西口 徒歩10分

 

MID POINT運営担当 石田恵莉香 より

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