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「グッドデザイン賞」 集合住宅部門で業界最長19年連続受賞|居場所の選択性を広げる住まい『イニシア横浜桜木町』|~編集可能な住戸プランと生活の場を共用部や街に拡張する住まいを提案~

2020年10月01日

 大和ハウスグループの株式会社コスモスイニシア(本社:東京都港区、社長:髙智 亮大朗、HP:https://www.cigr.co.jp/)は、新築マンション『イニシア横浜桜木町』が公益財団法人日本デザイン振興会主催の「2020年度グッドデザイン賞」を受賞しましたので、お知らせします。当社では、2002年度以来集合住宅部門で業界最長の19年連続の受賞となります。

 

 『イニシア横浜桜木町』では、自由に場所を選び活動することができる社会の変化に応じて、間仕切りの開閉により「集中して仕事をする・家族と交わる・気配を感じる」など住まい手それぞれの目的に対応可能な可変性のある住戸プランとするほか、共用部にシェアラウンジを設けることなどにより、生活の場を共用部や街に拡張することを考えた住まいを提案しています。住空間に「居場所の選択性」を増やすことで、プライベートとパブリックのスムーズな切り替えを可能にしています。

 

 ≪2020年度受賞プロジェクト≫
 『イニシア横浜桜木町』

≪2020年度受賞プロジェクト≫『イニシア横浜桜木町』

<参考>当社過去受賞作品 https://www.cigr.co.jp/pj/contents/supply/gooddesign/index.html

 

 ■受賞プロジェクト概要

『イニシア横浜桜木町』(神奈川県横浜市中区、集合住宅、応募カテゴリー:15-01 中~大規模集合住宅)

事業主体:株式会社コスモスイニシア

 働き方の変化や情報化社会の進展により、また、現在は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、自宅で働く方が増えています。行為の目的とその場所は限定されなくなっており、住まい手は住まい(プライベート)から街(パブリック)へ向けて各々が目的に合わせ、場所を選び活動しています。
『イニシア横浜桜木町』は、住空間に「居場所の選択性」を増やすことで、プライベートとパブリックのスムーズな切り替えを可能にしました。住まいから街へ、プライベートとパブリックが緩やかにつながります。

 

 

● 住まい手自身が居場所を作る「住宅ユニット」

 全ての個室からHUBであるリビングへダイレクトにアクセス出来ることで、間仕切りの開閉により「集中して仕事をする・家族と交わる・気配を感じる」など住まい手それぞれの目的に対応可能な可変性のある住戸プランを計画しました。

 

リビング・ダイニング、洋室モデルルーム写真、住戸間取り図


● 生活スタイルの多様性を生む「シェアラウンジ」

 卓上の間仕切りによって個別に仕切られたコワーキングスペースや、住民同士が交わることができるカフェテーブルを設え、住まい手自身が人との関わりや用途を選択できるシェアラウンジを設けました。

シェアラウンジ

● 街とのつながりを感じる「エントランスホール」

 街に開かれた印象の2層吹き抜け空間と沿道から連続させたステージにより、街とつながりを感じられる空間を計画しました。ピロティからエントランスホールまで一直線に連続した奥深い空間が、街と住まいの緩やかなつながりをつくります。
また、ガラスやルーバーによる面的表現とスラブラインを強調することにより、住宅としての印象を強く感じさせるバルコニーを奥深い庇に見えるようデザインし、商店街の玄関口となる街並みに合わせた外観としました。

 

外観・エントランス写真

【審査評価ポイント】※審査員による評価コメント
COVID-19の広がりによって、おおきく変化が起こったことの一つに、働き方の多様化があげられるが、この計画はそれを先取りした計画を実現しており、その先見性が素晴らしい。コワーキングスペース的にも利用できる共用部はもちろん、中央にリビングを設けたユニットプランも秀逸である。個室との多様な接続の組み合わせによって、多様な家族人数・生活スタイルを実現できる住まいとなっている。

 

 

▼コスモスイニシアのCSVについて(HP:https://www.cigr.co.jp/csv/

 当社は、『「Next GOOD」お客さまへ。社会へ。一歩先の発想で、一歩先の価値を。』をミッションとして掲げています。そして、お客さまとその先にある社会に“一歩先の価値”を創造するため、CSVテーマとして安心、快適、持続、独創、環境、公正・公平の6つのNextを定め、商品・サービスの提供を通じて社会課題の解決をめざします。

 

 

以 上

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