ニュースリリース
ニューノーマルに対応する中規模新築ビルの新ブランド | 『cross-c bldg.(クロスシービル)』始動
2021年06月03日
大和ハウスグループの株式会社コスモスイニシアは、このたび働き方・暮らし方の「多様性」と、建物の「機能性」・「快適性」を追求した中規模の新築オフィス・商業ビルの新ブランド『cross-c bldg.(クロスシービル)』の展開を開始します。その賃貸オフィスビルの第1弾となる『クロスシー東日本橋ビル』が2021年4月20日に竣工しましたのでお知らせします。
近年、「働き方改革」や「健康経営の推進」など、労働環境を見直す取り組みが進められてきたことに加え、新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響による働き方の多様化により、リモートワークやオンライン会議などの普及が加速度的に進み、オフィス空間の選定基準に変化が見られるようになりました。
このような変化を踏まえ、当社は今までの「ビルの在り方(役割)」を見直し、中規模新築ビルの新ブランド『cross-c bldg.(クロスシービル)』を立ち上げました。『cross-c bldg.(クロスシービル)』は、つながる“場”をコンセプトとしています。オフィスにおいては快適性・機能性を備えたオフィス空間で働く人同士がつながり、円滑なコミュニケーションや豊かな発想を創造すること、商業ビルにおいては働く人や訪れる人、地域の人びとなど関わる人すべてがつながり、暮らす人や地域に潤いを与えるような、オフィス・商業ビルともに新たな価値を創造する場となることを目指しています。
これまで当社のビル賃貸事業においては、働き方の多様化に応え、「職住近接」を実現する住宅立地型レンタルオフィス『MID POINT(ミッドポイント)』や、企業のサテライトオフィス対応やオフィス移転費用を抑えるプランなどを用意した内装付きオフィス『オールセットオフィス※1』など、オフィスに関わる運営サービスを提供することで働き方の柔軟性と働く人の生産性を高めることを提案しています。また、コミュニティ形成を促進するサービスの提供も行っております。
今後も『cross-c bldg.(クロスシービル)』を通じて、ニーズの変化に応じた「ビルの在り方(役割)」を追求し、新たな価値創造の場を提供するビルを開発してまいります。
※1 オールセットオフィスとは、あらかじめ家具や什器が設置されており、オフィス移転コストが抑えられるオフィスのこと。
■ 『クロスシー東日本橋ビル』の特長
本ビルに関わるすべての人のことを考えて、株式会社Kenmaデザイン監修のもと、「多様性」「機能性」「快適性」を追求した空間デザインとしました。
● 奥行約3mの大型テラスと大開口を設け「快適性」を追求
奥行約3mの大型テラス※2は、リフレッシュや憩いの場としてだけでなく、ミーティングやワークスペースとして利用も可能です。また自然換気が可能な全開放できるスライド窓で開放的な空間となり、密を避けた新たなワークスタイルを支援するオフィスを実現しました。
※2 1階は除く。階によってテラスの形状は異なります。
● 屋上テラス「kenpa(ケンパ)」 働き方の「多様性」・建物の「快適性」を追求
屋上はアクティブレスト※3仕様のフィットネス空間となっており、適度に体を動かしたり開放的なテラスで休憩したりとリフレッシュすることが可能で、働く人の健康と生産性の向上を目指しています。
※3 体を動かして休むアプローチのこと。疲労時に軽く体を動かすことで回復の促進を図る方法のひとつ。
● 快適に過ごしていただくためのこだわり
① 約3.4mの天井高(1~3階のみ。専有部天井には1階:トドマツ、2階:カラマツ、3階:スギを採用。)
伸びやかな解放感を演出するための天井高を確保し、そこに型枠材と仕上げ材を兼ねた天然木(配筋付き製材型枠・MIデッキ※4)を使用することで、ほんのりと木のぬくもりや木の香りが感じられ、快適に過ごせるよう工夫しています。
また、型枠材をそのまま天井の仕上げ材として利用することで、廃材を減らし、環境負荷低減も実現しています。
※4 MIデッキとは、「MEC Industry㈱」が特許取得済の型枠材兼仕上げ材の新建材
② 共用部にファブリック素材などを採用
エントランスの円形パネルにはファブリック素材を採用し、気軽に壁に寄りかかって“ほっと一息つく”ことが出来ます。
また、ピクトサインにはポッティング加工を施し、立体感と高級感を演出しました。
③ 非接触式エレベーターボタン
荷物を持ったままでも手をボタンに近づけるだけで階数の選択ができ、感染症拡大防止対策にも対応した非接触式エレベーターボタンを採用しました。
④ 環境認証「ZEB Ready(ゼブレディ)※5」
働く人の健康や快適性だけでなく、環境に配慮したオフィス空間として、環境省の定める、「ZEB Ready」を取得しました。
※5 ZEB(ゼブ)とは、Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の略称で、快適な室内環境を実現しながら、建物で消費するエネルギーをゼロにすることを目指した建物のことです。ZEB Readyは、「ZEBを見据えた先進建築物として、外皮の高断熱化及び高効率な省エネルギー設備を備えた建築物」と定義されています。
(出展:環境省ホームページ http://www.env.go.jp/earth/zeb/detail/01.html)
■ 物件概要
物件名 |
クロスシー東日本橋ビル |
所在地 |
東京都中央区東日本橋二丁目22番1号 |
交通 |
都営浅草線「東日本橋」駅(B3出口)徒歩4分 |
総区画数 |
8区画 |
構造・規模 |
鉄骨造/地上8階建 |
敷地面積 |
455.28㎡(137.72坪) |
延床面積 |
2,438.67㎡(737.69坪) |
竣工日 |
2021年4月20日 |
入居日 |
2021年5月1日 |
設計会社 |
大豊建設株式会社一級建築士事務所 |
施工会社 |
大豊建設株式会社 |
管理会社 |
大和ライフネクスト株式会社 |
ホームページ |
■ 現地案内図
<『クロスシー東日本橋ビル』テナント募集に関するお問い合わせ先>
株式会社コスモスイニシア 賃貸事業部運営二部ビルマネジメント二課
TEL:03-5444-3470 営業時間:平日10:00~17:00
| 株式会社kenmaについて | (本社:東京都新宿区、社長:今井 裕平、HP:https://www.kenma.co/)
建築のデザインと戦略立案のプロフェッショナル集団。代表取締役の今井裕平が神戸大学大学院を修了後、安井建築設計事務所、日本IBM、電通コンサルティングなどを経て、2016年に創業。大手建築設計事務所とコンサルティング会社の経験を通じて、「建築の開発には、デザインと事業戦略の間に大きな溝が存在する」。そう気づいたことをきっかけに、kenmaにて建築に特化した戦略立案とデザインを一気通貫で支援するサービスを開始。国内国際空港店舗の再生から東証一部企業研修センターのブランディングまで、経営視点での成果が求められる案件を手掛けている。
| コスモスイニシアについて | (本社:東京都港区、社長:髙智 亮大朗、HP:https://www.cigr.co.jp/)
コスモスイニシアは、新築マンション・一戸建、リノベーションマンションなどの住まいを提供するレジデンシャル事業、投資用・事業用不動産の開発・仲介・賃貸管理などを行うソリューション事業、ファミリー・グループでの中長期滞在に対応するアパートメントホテルなどの開発・運営を行う宿泊事業を展開しています。社会の変化とニーズの多様化とともに事業領域を拡大し、都市環境をプロデュースする企業へと進化を続けています。
私たちは、ミッション『「Next GOOD」 お客さまへ。社会へ。⼀歩先の発想で、⼀歩先の価値を。』の実現に向けて全ての経営活動においてCSVを実践していきます。これからも、期待を超える安心や喜びをもたらす価値を追求し、商品・サービスの提供を通じて社会課題を解決するため、より多くの「Next
GOOD」を、お客さま、社会と共に創ってまいります。
以 上