快適のNext2014.3.7
間取り図だけでは伝わらない価値の追求へ
シーナリーキッチン/ウェルカムホールの導入を開始
これから住宅の購入を考える「ファミリー」「プレファミリー」層のお客さまの
住まいに対する「感性的価値観」や「すごし方」にフォーカスした
研究・空間づくりを進めています。
研究結果の第一弾として、新発想のキッチン空間【SCENERY KITCHEN(シーナリーキッチン)】・玄関空間【WELCOME HALL(ウェルカムホール)】を『イニシア武蔵中原レジデンス』・『イニシア押上レジデンス』で導入開始致しました。
新発想の住空間設計 ― 商品の特徴 ―
【SCENERY KITCHEN(シーナリーキッチン)】の特徴
LDKの中心に。リビングに美しく映え、家族の思い出を育むキッチン
家族が集い、最も長い時間を過ごすLDK空間を大切に。
従来の「LD+K」ではなく、「LDK」を一つの空間として捉え、LDK空間の中心的存在として、キッチンを起点としたコミュニケーションが生まれる空間づくりを目指しました。家族の思い出が育まれ、心地よい時間をすごせるよう、美しさと、使いやすさの両立を追求したキッチンです。
【WELCOME HALL(ウェルカムホール)】の特徴
思わず自慢したくなる、ホールのような玄関空間
玄関は、人が訪れた時、家と最初に出会う場所。帰宅した時、ホッとする場所。第一印象を決める場所だからこそ、広さと、シンプルな美しさにこだわりました。人を迎えることが嬉しくなる、ホールのようなゆとりある玄関空間に仕立てています。
新発想の住空間設計 ― 研究によって見えてきたポイント ―
1.「どのように使われるか」から「どのように感じられるか」へ。情緒的価値を大切にする住まい観の変化
2.3つのライフスタイルキーワード【オープン】【メリハリ】【フィーリング】
3.家族が一緒の時間を楽しむ、友人が自然と集まりたくなる、LDK空間重視とメリハリのプランニング
新発想の住空間設計 ― 開発の背景 ―
"これから住宅の購入を考えるお客さまが、住まいに求める本質的な価値とは?"
市場調査やグループインタビュー、ご購入者への聞き取り調査を実施するとともに、お客さまと同世代の社員を中心としたワーキングチームを組成し、"自分たちが欲しい住まい"を研究することから、新たな空間設計の研究を進めてまいりました。
「どのように使われるか」から「どのように感じられるか」へ。
情緒的価値を大切にする住まい観の変化
これまでは住宅の作り手として、住まう方の行動習慣から、「どのように使われるか」という視点で効率性を追求したプランニングを行ってまいりました。一方、調査結果より、お客さまの関心は、住まいの中で「居心地良く暮らしたい」、「別々のことをしながらもお互いの存在を感じ取れる、程よい距離感を大切にしたい」、「見栄えやデザインにもこだわりたい」など、効率性の追求だけでは解決し得ない新たな感性的・情緒的価値感が出てきています。 そのような新しくかつ多様な価値感に響く住まいとは、平面的な間取り図面や、各部屋の帖数等の数字では測り得ない、これまでにない新たな発想の空間づくりが必要だと考えます。これまでの効率性に加え、「どのように感じられるか・どのように過ごせるか」という住まうことの本質的価値を追求した空間設計・プランニングを研究し、その第一弾として、今回の新キッチン・新玄関を提案致しました。
空間設計のキーコンセプト
3つのライフスタイルキーワード【オープン】【メリハリ】【フィーリング】の抽出
調査・研究結果から、3つのライフスタイルキーワードを抽出しました。
【オープン】開放感と、つながる気持ち。
空間としての開放感や、パートナーとの程よい距離感。
【メリハリ】見せる楽しさ、隠せる賢さ。
「個」と「集」の両立/「見映え」を気に掛けるが「肩肘を張らない」自分スタイル。
【フィーリング】なじむデザイン、くつろぐ時間。
機能面だけでなく情緒的価値も大切/デザイン性・個性重視。
これらの観点を今後の空間設計・建物設計の基軸として展開してまいります。
家族が一緒の時間を楽しむ、友人が自然と集まりたくなる。LDK空間重視とメリハリのプランニング
「家族が一緒の時間を心ゆくまで楽しめる」、「友人が自然と集まりたくなる」、住まいの中での家族や友人とのコミュニケーションはリビング・ダイニング・キッチン(LDK)を中心に生まれます。コミュニケーションの核となるキッチンを含め、LDK空間が住まいを印象付ける一つの見せ場となるよう、LDK空間を重視した魅力ある空間づくりを行います。
新発想の住空間設計 ― 商品の特徴 ―
【SCENERY KITCHEN(シーナリーキッチン)】
LDKの中心に。リビングに美しく映え、家族の思い出を育むキッチン
「SCENERY(シーナリー)」には、「リビングの景色になる(家具のような)印象的なキッチン」、「家族のシーン(思い出)を育むキッチン」という思いを込めています。機能面においては、当社がこれまで展開してきた「ハピカジキッチン」の工夫を取り入れながら、【魅せる】【つながる】【隠せる】といった、3つのコンセプトを特長として、家族の思い出が育まれ、心地よい時間をすごせるよう、美しさと、使いやすさの両立をより一層追求しています。
魅せる
1.家具のように魅せるキッチンデザイン
キッチンをステージに。キッチンの側面に通常の壁とは異なるアクセントを作り、つらなる空間の中で、家具のように映えるキッチンをしつらえています。
2.手元を隠す立ち上がり
キッチン前に立ち上がりを設け、LD側から見た時に手元の調理スペースを隠しています。調理する姿も美しく見せるデザインです。
3.センターフード
機能的でありながら視覚的にも美しいレンジフード。コンロ前の壁が無く、より一層LDKとのつながりを持たせ、開放感を高めています。
繋がる
閉鎖的になりがちなキッチンをLDの空間と自然につながるように配慮。コンロ前の壁を無くすことによって、空間全体の開放感を高めるとともに、キッチンを中心とした多彩なコミュニケーションを可能にします。
隠せる・使う・収める
「しまうものから考えた」収納の発想、料理の際の使いやすさを重視した機能面は、これまで同様に採用し、「ゆとりあるキッチンワークトップ」や「巾木スライド収納」など、「使いやすさ」を徹底追及した設備です。
【WELCOME HALL(ウェルカムホール)】
思わず自慢したくなる、ホールのような玄関空間
第一印象を決める場所だからこそ、広さと、シンプルな美しさにこだわりました。人を迎えることが嬉しくなる、ホールのようなゆとりある玄関空間に仕立てています。
ゆとりある玄関空間を生む新発想
玄関空間単体で考えるのではなく、隣接する洋室との関係性から設計。使い勝手の限られていた洋室の一部を玄関側に用いることで、玄関幅を広げ、ゆとりあるホールのような玄関空間を実現しました。
自分好みの玄関の楽しみ方提案
下足入は、収納量を重視したトール型と、花やアートを飾れるカウンター型をご用意。玄関にゆとりを持たせることで、人をもてなす空間として演出したり、帰宅した時に気持ちの安らぐ空間にしたり。また、玄関床のタタキを従来よりも面積を広げることで、収納スペースにしたり、ベビーカーを置いたり、観葉植物を飾ったり、玄関を自分自身のライフスタイルに合せて彩る楽しさがあります。
隠れたところに多彩な工夫
隠すところは徹底して機能面を追求。単に収納スペースを確保するのではなく、小物トレーや傘掛けスペース、スリッパ掛けなど、便利で嬉しいモノを女性の目線から整理し、下足入れプランにも反映。限られた空間を最大限に活用しています。
新発想の住空間設計 ― 今後の予定 ―
「SCENERY KITCHEN(シーナリーキッチン)」「WELCOME HALL(ウェルカムホール)」は、現在販売中の『イニシア武蔵中原レジデンス』、『イニシア押上レジデンス』で導入を開始し、今後発売予定物件で随時展開してまいります。
また、ワーキングチームを中心として、第一弾となるキッチン・玄関に続き、専有空間全体への展開や、さらには共用空間の提案など、住まうことの本質的価値を追求した空間設計・プランニングを、今後も継続して行ってまいります。
「SCENERY KITCHEN(シーナリーキッチン)」・「WELCOME HALL(ウェルカムホール)」導入物件の概要
『イニシア武蔵中原レジデンス』物件概要
・所在地/川崎市中原区上小田中六丁目1331番4他1筆(地番)
・ 交通/JR南武線「武蔵中原」駅北口より徒歩3分
・ 総戸数/46戸、他に管理事務室1戸
・ 竣工時期/平成26年8月下旬予定
・ 入居時期/平成26年9月下旬予定
・ 販売開始予定/3月8日から第1期1次登録受付開始
『イニシア押上レジデンス』物件概要
・ 所在地/東京都墨田区向島三丁目44-1(地番)
・ 交通/半蔵門線「押上」駅 A3出口より徒歩6分
・ 総戸数/34戸、他に管理事務室1戸
・ 竣工時期/平成26年12月下旬予定
・ 入居時期/平成27年1月下旬予定
・ 販売開始予定/平成26年3月下旬 予定