急な体調の変化など「おかしいな」と感じられた際は、迷うことなく住まいに備え付けの緊急コールボタンを押してください。私たちコンシェルジュがすぐに駆けつけます。^※
いざという時にしっかり対応できるように、私たちは以下の３つのことを大切に準備を進めています。
一つ目は、迅速に対応できるようにすること。二つ目は、ご不安を少しでも和らげられるようにすること。そして三つ目は、スタッフ誰もがそれぞれに適切な対応ができるようにすること。
現在、先行物件での具体的な事例なども学びながら、様々な状況にあわせた対応ができるようにいたします。
また、万一の事態が発生した際の「駆けつけ」「医療機関などへの連絡」「親族へのご連絡」や、ご家族やご親族の方から「最近の様子が気になる」などのお問い合わせにもしっかりと対応できるように準備を進めています。

※夜間・定休日は外部連携により警備会社のスタッフが駆けつけます。
※医療行為は行いません。

緊急時の対応と同じように大切だと考えているのが、「日頃のご様子に気を配り、変化に気づくこと。」です。
日々お会いする中でご入居者さまの日常から、「少し歩き方が変わったかもしれない」「少し笑顔が少なくなったかもしれない」など細かな変化に気づき、必要に応じてご本人・ご家族に相談しながら、医療機関のご案内などもします。
入居者さまができる限り長く、安心してこの住まいで毎日をかさねられる環境と関係を、コンシェルジュチーム全員でつくってまいります。

私自身もそうなのですが、意外と病院に足を運ぶのは億劫なものです。特に、痛みや日常生活への支障が少ない場合は、なかなか受診する気持ちが湧いてこないものです。
でも、病気は初期の対応が大切です。
現在、私たちは総合病院をはじめ、眼科や歯科などに足を運び、専門の医療機関との関係を構築しています。ご入居後は、フレイル※予防などの勉強会などを実施することで、より長く、健康的に暮らしていただける環境をつくっていきます。
また、将来への備えとして介護事業者であるSOMPOケアと提携。訪問介護を受けられる体制をつくるとともに、近隣の入居型介護施設などもご紹介できるように準備を進めていきます。

※ フレイルとは、健康な状態と介護が必要な状態の中間に位置し、心身の活力が低下した状態

私がコンシェルジュを志したのは、福井駅前の再開発組合で働いていた時に、この仕事の存在を知った時のことです。
一度きりではなく、お一人おひとりと長く付き合っていく仕事に惹かれました。
私は、シニアという言葉でひとくくりにするのはあまり好きではありません。暮らし方や体力、考え方、個性などをシニアという言葉で一つの枠にはめ込んでしまう気がするからです。
私の両親は８０歳前後ですがまだまだ元気に趣味を楽しんております。両親や友人たちも、毎日の楽しみ方や悩みや不安も、一人ひとり違っています。入居者さまを勝手に想像するのではなく、お一人おひとりのことをきちんと理解し、私たちのことも知っていただけたら嬉しいです。
みなさまと楽しく過ごしていく毎日を今から心まちにしています。