「今日から自分が
この会社の社長だと思え」
視座高く、泥臭く、
数十億円を動かす
2021年 新卒入社・総合職
企画開発本部 企画開発部
「早く成長でき、早く活躍の場を与えてくれる会社に行きたい」という思いを持って入社した鈴木。不動産開発事業の醍醐味である企画開発本部という、事業用地の仕入れを担い大きなお金が動く部署に配属されます。1年目にして活躍めざましく、新人賞を獲得し、新進気鋭の人物として社内の注目を浴びているひとりである彼に入社動機や今後の展望を聞きました。
海の上での学生生活からデベロッパーへの入社。
自分自身の本質に気づいた就職活動。
大学に在学中、どんなことに夢中になっていましたか?
鈴木 一番は「ウインドサーフィン」ですね! 部活動で大学から始めた競技で、日々ウインドサーフィンに明け暮れ、ほぼ毎日海に通う生活をしていました。4年生のときには全国大会で優勝もすることができました。一方で、部活動だけではなく、2年生の1年間は、部を離れスウェーデンにも留学していました。
とても充実した学生生活だったんですね!その経験を踏まえ就活をされたのでしょうか?
鈴木 体育会や留学の経験を活かしたいという思いから、最初は漠然と大手商社を考えていました。その商社の中でも「ダイナミックな事業作り」がしたいと思い、商社内のデベロッパーセクションに注目したんです。そこで徐々に「街づくりがしたい」という気持ちが芽生えていき、デベロッパーを志望するようになりました。
最終的にコスモスイニシアを選んだのはなぜですか?
鈴木 実はその頃は、コスモスイニシアという会社を知らず、自分が名前を知っていたデベロッパーが開催する説明会などに参加していました。そのうち数社のうちの1社の方に自分の思いを熱く語ったところ、「1年目から意思を持って働けるところに行きたいなら、コスモスイニシアがいいんじゃない?」というアドバイスをいただいたんです。
その時初めて「コスモスイニシア」という会社があることを知り、『筋書きのないドラマ』という説明選考会兼座談会に参加しました。その時の採用担当者がすごく私に向き合ってくれて、会社のことだけではなく、自分自身の本質などを知るいい機会になりました。自身の想いが自分でも腑に落ちましたし、「やりたいと言ったらやらせてもらえそうだな」と思ってこの会社に入りたいと決意しました。
納得のいく形で就活・内定に至ったのですね。ちなみに4年生の時にウインドサーフィンの全国大会で優勝したそうですが、就活後ですか?
鈴木 優勝したのは本当に最後の最後、4年生の3月の大会でしたから、入社まで1ヶ月を切っていました(笑)。でも正直就活が終わってからの方が、ウインドサーフィンの腕も上がっていきましたね。就活で自分のことをよく知れたことや就活の場で「全国優勝します」と宣言したことで、自分自身をドライブしていけたと思っています。
「自分が社長だ」という意識を持て。
1年目から“一人前”の仕事
入社から3年が経ちましたが、これまでどんなお仕事をされてきましたか?
鈴木 配属されたのは企画開発本部という部署で、土地や収益物件などを仕入れることが主なミッションとなります。その後の建築や販売につながる、不動産開発事業の入口部分を担当している部署です。
「土地を仕入れる」とは、大きなお金が動く、規模の大きな業務だと思いますが……
鈴木 少し前までは学生でウインドサーフィンに明け暮れていた自分が、数十億円というお金を動かす部署で働いている事実には今でも驚きますね。
しかも、配属直後、当時入社6年目だった教育担当に「今日からは自分がこの会社の社長になったつもりで仕事をしろ」と言われたんです(笑)。もちろん「え!?」と戸惑いましたけど、その発言の真意は、他社よりもいち早く仕入れるためには、ある程度スピードも必要とする業務ですし、何十億円というお金が動く判断をしないといけないので、決裁権が上司ではなく担当である自分だと責任感をもって業務に取組む必要がある、ということだと今では理解しております。そして今でも一番大切にしている心構えです。
「早く成長したい、早く活躍したい」という意気込みで就活したようですが、そのアドバイスはまさに奮い立つものがあったのではないですか?
鈴木 はい、入社前にイメージしていたことと一致したと思います。でも「まさかそこまでとは」とも思いましたけどね(笑)
そのおかげもあって、入社してから3ヶ月で、既存マンションを合わせて2棟仕入れることができました。
その勢いは留まるところを知らず、新人賞を受賞しましたね!他に、思い出に残っているエピソードはありますか?
鈴木 それでいうと、東京23区内のとある地主さんとのやりとりですね。その方はご高齢のおじいさんで、広い土地を所有されていました。その方のところに頻繁に通って打ち合わせするのですが、行くたびに、なんとごはんが3合炊いてあるんです(笑)。
それを毎回のご提案後にいただくという生活が半年ぐらい続き、毎度たらふく食べさせていただくので体重は5キロ増えました(笑)。さらに伺う度に、ご趣味のクラシック音楽や過去の逸話を聴かせてくださるので、最長で10時間ぐらいお邪魔したことがあります!(笑)
そのように関係性を構築できたので、その地主さんの土地に対してご納得いただく事業提案ができ、当社の分譲マンションを事業化することができました。社会人1年目の自分にとっては、この上ない経験であったと感じておりますし、心もお腹も大満足の体験でした。
「千三つ屋」(1000件仕入れた土地情報数に対して、契約できる確率が3件)といわれるほど難しい業務かと思いますが、鈴木さんにとって「企画開発」とは?
鈴木 まさしくたくさんの情報の中から成約に結びつけることが難しい仕事だと実感しています。私の中のイメージは、大量に降ってくる雨粒を瞬時に選り分けて掴みにいくような感じ。数億円もする事業の種を、瞬時に選別するために、市況や建築、法律など様々な知識と経験が求められますが、そのダイナミックさとスピード感がこの仕事の面白さ、醍醐味でもあると思います。
やりたいことは「街づくり」。
国内外に留まらないスケールで活躍したい
3年間働いてみて、コスモスイニシアのどんなところが好きですか?
鈴木 一番は多様性ですかね。私の担当業務上、当社を卒業していった先輩方にたくさんお目にかかるのですが、みなさん本当にキャリアも性格もバラバラです(笑) 自分は良くも悪くもその方々に比べると尖っていないというか、キャラ的にも馬鹿になりきれないと思っていて、癖という癖が少ないです。一方で、どんな場所でも、どんな会社でも、誰とでも一定やっていきやすいのかもしれません。ただ当社は、ノリやテンションも含め愛嬌というか、“愛される人”という魅力的な人材がたくさんいます。
個性豊かな人に囲まれて仕事をすることで大変なことや思うこともあるのでは?
鈴木 個性豊かな仲間に囲まれて、日々刺激的な時間を送れております。コスモスイニシアで働く人は、キャリアも年齢もキャラクターまでもとても多様です。ただ、目の前の仕事や課題を自分なりに真剣に悩み、考え、実行している人が多いです。そんな素敵な仲間に囲まれて日々刺激を受け与える中で、私だけでは出せない価値を創造できていると感じます。また、私の思う当社の魅力は、居場所が変わっても仕事やプライベートでずっと関係性が続く信頼関係がある事です。今の仲間と立場や居場所が変わっても一緒に仕事に熱く向き合える、それって、とてもワクワクすることだと思うんです。
最後に、そんな中でも今後思い描いているイメージはありますか。
鈴木 それはやっぱり、就活時に思い描いたことと変わらず、事業づくりに携わっていきたいですね。そして、より多くの関係性を巻き込んで、スケール大きく事業構築に携わりたいと考えております。例えば、海外でスケールの大きな街をつくりたいという野望があります。いずれにしても「街づくり」という分野に携わっていきたいです。それを実現させるため、今の部署でどんどん知識・経験を積んでいきます。そして関わるたくさんの人からいいところを盗み成長していきます!