キャリア・総合職

難易度の高さと
案件の複雑さが醍醐味。
目指すは不動産のプロ

2019年 キャリア入社・総合職
ソリューション事業部 アクイジション部

現在、ソリューション事業部で収益不動産の仕入れに携わっている砂原は、2社を経験した後、不動産の法人営業は未経験ながらコスモスイニシアにキャリア入社。ストイックな姿勢で業務に打ち込み、上司や後輩からの信頼も厚い砂原の「不動産のプロを目指したい」という想いを聞きました。

キャリアの方向性を経験する中で深めた10年間。
その道のプロとダイナミックな仕事を求めて

砂原さんという人を知るために、大学時代の話から聞かせてください。

砂原 アメリカンフットボール一色でした。父の影響で高校からアメフトをはじめ、大学では、日本一になるほどの強豪校だったこともあり、「いつかはレギュラーに」という強い思いで練習に励んでいました。

ついに、その思いが叶ったのは4年生の時です。キッカーと呼ばれる、出場機会は少ないものの試合を左右する重要なシーンで出場するポジションがあるのですが、先発選手の不調もあり4年生最後の3試合は私が出場することができました。

その後、大学卒業後の進路や就職についてはどのように進められたのですか?

砂原 もともと建築系に興味があって業界を絞っていましたが、アメフト部のつながりでOBOG訪問をした際にある大手住宅メーカーで管理職をされている方が数名いた関係で、その会社に入りました。

住宅展示場でお客様をご案内する営業の仕事なんですが、入社から5年ほど経った時に、日々同じことの繰り返し──反復継続という日々に自分が飛躍的に成長できるイメージが感じられなくなりました。

また一般のお客さまを相手にするのではなく、高い専門性を持った方と同じ目線で難解な事案を論じ合うプロを相手にした仕事、いわゆるB to Bにチャレンジしたくなったんです。

それで最初の転職をされたわけですね。どんな会社に入社されたのでしょう。

砂原 薬剤師さんが薬品をドクターに営業に行くMRと同じように、自社の医療食をドクターや看護師、管理栄養士に営業する仕事を5年間ほどやりました。

転職理由でもあった「専門知識をB to Bで」という部分は叶えられたのですが、どこか不完全燃焼な気持ちが拭えませんでした。既存のものをセールスするのではなく、企画段階から関わったり、扱う商材にもダイナミックさがほしいなと。また、不動産領域でもう一度チャレンジしたい気持ちもありました。

次の転職を決意したのは、そうした自分との問答の末だったのですね。

不動産のダイナミックさと
裁量権を求めて。
同じ商品がないからこそおもしろい

その後、どのような経緯でコスモスイニシアに出会ったのでしょうか?

砂原 3社目となるので慎重さもありましたが、不動産の大規模でダイナミックな仕事には魅力を感じていたので、いろんな会社を受けました。

大手も含め何社か検討し話が進んでいたのですが、どこも皆「即戦力」を欲しがっていました。なので、自分の経歴ではできることというものも限られていました。

しかしコスモスイニシアは「即戦力以外」でもウェルカムだと。バックグラウンドはあまり気にせず、むしろ前職での経験をポジティブに捉えてくれて。また裁量権を持って活動できるというところにも魅力を感じ、2度目の転職活動の答えとしてコスモスイニシアを選びました。

そうして、コスモスイニシアに入社されたのが2019年2月。どんな仕事をしているのですか?

砂原 入社当初からずっとソリューション事業部というところに所属しています。ソリューション事業部とは、経営者や投資家の方を相手に、収益不動産の仲介や売買を行う部署です。

私が入社した当時は事業部の業務は仲介業務がメインでしたが、会社の成長ドライバーのひとつとして、一棟収益不動産の企画・建築・販売の事業を軸としていく部署に進化しました。その中で私は、販売の基となる収益不動産の仕入れを担当しています。

働いてみてどんなことを感じていますか?

砂原 楽しいです!そもそも「既存の一棟の収益物件を扱う」ということ自体に面白さを感じていますし、加えて同じ商品がまったくないからです。都心のビルであったり、郊外の分譲マンションであったり、賃貸マンションであったり。その時々によって商品が変わりますので、それぞれ「どうやって価値を高めるか」という攻略方法が異なります。そこが私にはたまらく楽しいと感じています。

ということは、価値の高め方を考えるのも自分次第、どこまで価値が上がるのかも自分の腕、というところに面白みがあるということですね。

砂原 そういうことです。私たちがよく仕入れているものでいえば、築20〜30年と築年数がある一定経過しているものなんですが、まず、劣化している部分や時代にマッチしていない部分などハード面のバリューアップをします。

また、この業界はプロの投資家の方々とやりとりをすることも多いですので、こちら側に求められるレベルも必然的に高くなります。私はそうしたところにワクワクするんだろうと思います。その難度の高さ、案件の複雑さが自分自身のモチベーションに大きく関与していると思います。

めざすは不動産取引のプロフェッショナルに。
スキルや知識の習得をストイックに

自分のやりがいにつながる仕事を見つけられた今ですが、今後の目標などをお訊かせください。

砂原 仕事でいえば、やはり目指すのは不動産取引のプロフェッショナル。不動産という大きなお金が動く物を扱っていることからの責任の大きさ、そしてどれだけデジタル化がすすんだとしても取引の中で対人スキルは求められますのでもっと伸ばしたいと思います。これには経験を積むしかありません。自分自身でできることといえば、どんなに分厚い資料であっても隈なく目を通すなど、“隙を作らない”状態でありたいとと思っています。とにかくその案件に関しては「わからないことがない」という、精通している意識を常に持って取り組んでいます。

また、今年の4月からは一つの課を任されています。新卒1~4年目を中心とした若手メンバーを率いて、当事業部の売上目標の半分を背負っていますので、メンバーとともに目標を達成するとともに、不動産の売買におけるエキスパート集団になれるように意気込んでいます。

非常にストイックな砂原さんですが、コスモスイニシアの事業内容だけでなく、社内環境も意欲を掻き立てられたということはありますか?

砂原 会社の文化や雰囲気は非常に好きですね。若手中堅に限らず年齢や性別に関係なく伸び伸びと活躍できる環境ですし、だからこそ新卒入社間もない人が大きな案件を成約させることができるなど成長が早いんだと思います。

逆にいえば、キャリア採用で入社される方にとっては、時に自分より年下で、入社2〜3年目の人から仕事を習うということにもなりますので、プライドだけは一旦捨てて経験を積ませてもらえるという覚悟があった方がいいとも思います。

最後に、転職を経験したからこそ伝えられることがあれば教えてください。

砂原 まずは不動産事業に少しでも興味があることが大事ですが、その上で会社選びをするのであれば、自分に成長意欲があるのかどうなのか、ということで考えてみてもいいと思います。

同じ不動産事業であっても、マニュアルがあり、反復継続という業務もあります。一方で、私がやっている業務のように、ひとつとして同じやり方のない不動産事業というものも存在します。成長意欲が高い人であれば、コスモスイニシアは成長を応援、加速してくれる会社だと思いますよ。