中高生向け学習塾の校舎副校長

長期インターンとして働いていた学習塾で、生徒の自立を目指した指導をする傍ら、校舎の講師たちをまとめる副校長の役割を担いました。
「ただ勉強を教えるだけじゃない」というちょっと変わった塾で、校舎というチーム単位で価値提供をするために、高校生までの自分の「個人プレー」の殻を破り、校舎で働くメンバーとの意思疎通や視界共有に四苦八苦していました。
学生に副校長を任せるというベンチャー気質溢れる組織で、「与えられた仕事をするのではなく自分で仕事を取りに行く/創りに行く」という経験ができたこと、そして生徒・保護者・メンバーといった「人」に向き合うことの面白さを感じられたことは、かけがえのない財産になりました。

自分が主役として事業の起点であり続けられる、唯一無二の組織だと思ったからです。
空間づくりのフィールドの中でも「自分の手で変化を起こせる人間になりたい」と思っていました。コスモスイニシアには、1年目から事業の起点として働ける環境があり、「当事者意識を持ってやり抜く力」を問われることが魅力に映りました。出会った社員さん達も自由で素敵で、ここで働くワクワク感と覚悟を持てたので決意しました。

「大きい会社に入ったからって自由は手に入るの？」

これまで自分が「決断できない人生を送ってきた」ことに気づかされました。
これまではやりたいことをひとつに決められなくて、選択肢が広くなる方へ進み続け、それこそが自由の獲得だと思い込んできました。
しかし、この一言を言われたことで「いつまで本当になりたい姿から目を背けて決断を先延ばしにし続けるんだ？」と自問し、自分の内側からの声に耳を傾けることができました。以来、迷いが減り決断ができるようになりました。

「自らの手で変化を生み出し、人を夢中にさせ続ける人間」になりたいです。
自分だからこそできることをやらないと、自分という人間の存在意義はないも同然だと思っています。

・学科の卒業設計：社会に大きな問いを投げかける問題作を創りたいです。
・働いてきた塾での恩返し：これまでお世話になった人たちに一つでも多くのものを残して卒業します。