お能の公演のプロデュース

お能の公演を企画・運営する実行委員会で実行委員長をしていました。能楽師の方とのやりとりから、チラシやHPの作成、協賛集め、SNS運営、当日の司会など、「とりあえず、やれることは全部やる！」の精神で何事も挑戦をしていました。また、この公演をより良くするために、文化庁でインターンシップをしたり、北海道や福岡の能公演の手伝いをしたり、様々な機会から学び取る努力をしていました。就活中も面談で社会人の方にアドバイスを求めたこともあり、考えすぎなくらいずっと能のことを考えていました。

この環境で働きたいと感じたからです。私は、何をするかよりも誰と働くかを重視して就職活動をしていました。社員のみなさんとの面談を通して、皆さんが会社のことが好きで自分の仕事に誇りを持っていることを知り、また何より、皆さんが私の意見を受け入れ、対等に対話してくださったことで、この環境であれば「何かできそうだ」と漠然と感じるようになりました。

「あなたは何をコスモスイニシアに獲りにいく？」

就職活動と自分のやりたい活動の間で一杯一杯になっていた私が、もう一度自分の就職活動を見直すきっかけになった言葉です。それまでは、選ばれるためにどうすれば良いかばかりを考えていましたが、自分が求める環境を獲りにいくためにはどうすればいいかという視点で就職活動を行うようにシフトしていきました。

周囲の人を幸せにできる豊かな人になりたいです。私は、自分の行いによって周囲の人が幸せそうな顔をしている時に一番幸せを感じます。社会人になり金銭的にも精神的にもまずは自立して、周囲の人に恩返しをしたいです。

卒業式の次の日にプロデュースしているお能の公演があるので、それをやり切りたいです。今回の公演は、今までで一番大規模な公演になる予定なので、自分がこれまでの経験で得た知見や人脈を最大限駆使し、当日来場してくださるお客様に楽しんでもらえる公演にします。