いま人々のライフスタイルが、変わりつつあります。それに伴い、
住まいにもこれまでになかった機能性が求められています。
例えば、普及が進む在宅ワークへの対応もその一つですが、
住まいの中に新たな役割の空間を確保するのは、簡単なことではありません。
しかし、暮らし始めた時には想像しなかった変化にも、柔軟に対応できる住まいがあれば理想的ですし、
未来への安心にもつながります。
その一つの答えが、リビングと、隣接する居室の空間を自由に組み合わせることができる
“可変するリビング”です。
間取りの可変性がもたらす、住まいと家族の新たな可能性を想像しながら、ぜひ本文をご覧ください。
家族のみんなが集まるリビングは、住まいの中で最も広い空間です。このリビングと、リビングに隣接する居室を、必要に応じて合体・分割できると、空間活用の幅が大きく広がります。それを実現するのが、出し入れが自由自在な壁=「可動間仕切り」です。リビングと隣接の居室をそれぞれ独立して使用する場合は、この「可動間仕切り」が壁となり空間を分割できます。また、「可動間仕切り」を収納すれば、遮るもののない一体の大空間に早変わり。コスモスイニシア では「スライドウォール」の名称で、多くの住まいに積極的に採用しています。「スライドウォール」は目立たずすっきりと収納できるため、多くの方からご好評をいただいています。
通常の住まいは間取りが固定されているため、各居室の利用方法や役割も決まってしまうことが多いのではないでしょうか。しかし、リビングに可変性が備わっていると、より幅広い利用シーンにフレキシブルに対応できます。その利用例をご紹介します。
「スライドウォール」を収納すると、2つの空間が合体した大空間になります。このゆったりとしたスペースを、家族みんなが集まるリビングとしてご利用いただけます。ちょっとした外出にも何かと気遣う昨今、伸びやかな空間が住まいにあることは大きなメリットになるのではないでしょうか。
在宅ワークが仕事のスタイルとして一般的になりつつありますが、それに伴い、自宅における仕事場の確保にお悩みの方も増えています。テレビ会議の機会も増え、「できれば独立した空間がほしい」というお声もよく耳にします。このようなとき、リビングの一部をワークスペースとして利用できるため大変便利です。独立した空間なので集中でき、テレビ会議や電話の時も、ご家族やお子さまのいない一人だけの空間で対応できます。
お客さまがいらしゃる時に、隣接の居室を独立した客間として、利用することができます。生活感のあるリビングがお客さまの目に触れることもなく、無用な接触も避けることができます。
リビングの可変性は、多様化する現代の生活シーンに柔軟に対応できることが大きな魅力ですが、もう一つ忘れてはならないメリットがあります。それは、家族の成長に合わせて間数が変更できることです。例えば、ご夫婦二人暮らしや、お子さまが小さなときは間仕切りのない大きなリビング。やがてお子さまが成長されたら、隣接居室を独立したお子さまの個室に。さらに、お子さまが独立されたら、リビングと一体の空間に戻したり、ホビールームなどの新たな用途の居室にしたり。また、「スライドウォール」を半ばだけ閉じた半個室の空間にすれば、お子さまの気配を感じらながらリビングで過ごすこともできます。これも、通常の居室にはできない大きなメリット。間取りの可変性は、長く住み続けられる住まいであることの一つの条件と言っても、過言ではないかもしれません。
社会環境や人々のライフスタイルは、つねに変化を続けています。だからと言って、それに合わせて住まいを買い替え続けるわけにはいきません。とくに、先行きが不透明な時代においては、どのような住まいを選ぶべきなのかがわからなかったり、購入を躊躇される方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな皆さまにも安心して住まいをお選びいただくために、コスモスイニシアでは間取りの可変性にこだわってきました。ぜひ住まい選びの候補に加えてはいかがでしょうか。