コスモスイニシアの小さなこだわり×大きな誇り 「間取り」への
小さくて
大きなこだわり

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コスモスイニシア には3つの“こだわり”があります。

一つ目は「見てわかる“こだわり”」。
これは、デザインをはじめ、見ただけで「使いやすそう」と感じていただける、わかりやすく明快な“こだわり”です。
例えば、住まいの顔となる玄関をゆったりととった「ウェルカムホール」や
広さや暮らし方を変えられる「フレキシブルリビング」など、
パンフレットやホームページをご覧になればおわかりいただける“こだわり”です。

二つ目は「使ってわかる“こだわり”」。
これは、一度でも使い心地を体験すれば「いいな」とわかる“こだわり”です。
例えば、帽子などを自然に手を伸ばしたところに掛けられる「ちょいかけフック」や
布団をスッキリしまえる「FUTON収納」など、マンションギャラリーで体験すればおわかりいただける“こだわり”です。

三つ目は「使い続けてわかる“こだわり”」。
これは、最初は気づかなくても、暮らし続けることで実感いただける(かもしれない)“こだわり”です。
でもパンフレットやマンションギャラリーではあまりご紹介していません。
なぜならその“こだわり”は、コスモスイニシアの「当たり前の品質」だからです。
また、決められたメニューは無く、住戸一つひとつに小さな工夫を個別に施していることも理由の一つです。
しかし、そこに込められた作り手の考え方を知っていただくことは、皆さまの住まい選びにも役立つはず。
そこで、このコンテンツでは、これまであまりお伝えしていなかった私たちの“こだわり”をご紹介します。

「いい間取り」にこだわるのが、建築担当者のDNA。

【角間】 「間取りの設計」とは、どんな作業だと思いますか?建物の平面図に、居室やキッチンなどを直線で区切っていくような作業を想像されるかもしれません。でも実際はもっともっと複雑です。
まず、居室以外の配管やダクト、水回りのスペースに配慮しなくてはなりません。また、実際の住まいは平面ではなく立体なので、天井高を考慮して三次元的な想像をしながら、必要なものを詰め込むことからスタートします。こうした作業のため、一度ではなかなかいいものにはまとまりません。設計初期の間取りはまだまだ洗練の余地があったり、小さくてもムダな空間が含まれていることが多いのです。それでも、住まいとして決定的な問題とは言えないので、そのまま商品になっても違和感を感じる人は少ないかもしれません。
しかし、私たちコスモスイニシアの建築担当者は、そのような部分を住まいに残すことに、どうしてもプライドが許さないのです!もう少し工夫したり、発想を変えることで多くの問題が改善できることを長年の経験で知っており、コスモスイニシアのDNAとして受け継がれているからです。この作業を、複数の担当者が集まって、物件ごとにより良い間取りを追求するのが「商品企画検討会議」なのです。

“こだわり”のポイントは「見た目」と「効率」の両立。

【秋桜】 それだけでもおどろきです!会議では、具体的にはどのようなことをしているのでしょうか?
【角間】 まず、コスモスイニシアの「シンプル&リッチ」というデザインコンセプトを念頭におきながら、基本的なレギュレーションに沿ってプランを確認します。しかし、レギュレーションをなぞるだけで良い間取りになるとは必ずしも言えないのです。それを、先輩たちから受け継いできた長年の経験とノウハウを駆使して理想の間取りに近づけます。
【秋桜】 会議で皆さんが目指しているのは、どのようなことですか?
【角間】 「スッキリした見た目」と「効率の良い空間」の追求とでも言えましょうか。スッキリした空間の追求は、見た目だけでなく使い勝手も良くします。効率の追求は、広さにこだわるだけでなく、各空間の役割や機能性といった住まい全体の視点からのバランスが必要です。スッキリと効率は、表裏一体の関係とも言えますね。我々の着目点をさらに細かくお伝えすると、以下のようなポイントになります。

CASE 1

【角間】 答えは、洋室(2)の出っ張りと、リビング・ダイニングへの柱の干渉です。先ほど5つのポイントでもふれましたが居室は成形の方がシンプルで美しいし、間取りとしても使いやすくなります。この考え方で見直した間取りが、右の完成図面です。ただ、間取りを調整する過程で新しいアイデアもどんどん出てきました。最終的にはバルコニーを取り込むことで間数を増やしながら、柱が邪魔しない空間にまとめることができました。
【秋桜】 一つの出っ張りを無くすだけじゃなく、間取り全体を見直すなんて!そこまでやるんですか?
【角間】 そうしたいわけではないのですが、結果的に大きな手直しになることも多いですね。でも、こればかりは譲れません。

CASE 2

【秋桜】 ラインがスッキリ揃ったのに、リビングも洋室も広くなって、そのうえ収納も増えている!
【角間】 思い切ってキッチンや水回りのレイアウトを変更して調整したのが良い結果につながりました。工夫次第ではここまでできるんです!

CASE 3

【角間】 さらに、ポイントがもう一つ。引き戸を活用することで、リビングと2つの洋室を一体利用できるようにしました。間取りの可変性は、いつかきっと役に立つはずですから。

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