Cross Talk
#01
キャリアチェンジ経験者
コスモスホテルマネジメントで広がるキャリア
コスモスホテルマネジメント(以下CHM)で
働くきっかけは?
私は日本の大学を卒業してから6年間ニューヨークで暮らし、その後ドイツの田舎町を転々としていました。その時に宿のお母さんの優しさに触れたことで、宿泊業に興味を持つようになりました。帰国後、一度も正社員としての経験がない状態だったので、まずはMIMARUにアルバイトとして入社しました。
ドイツに住んでたんだね。僕もドイツに生まれて、大学を卒業後はドイツのホテルに就職しました。
ただ、昔から日本のゲームが大好きで、高校生の頃から日本語を勉強していたこともあり、いつか日本に住みたいという気持ちがあって日本のホテルを探していました。何社か日系ホテルの面接を受けたけど、どこも硬い印象がある中で、CHMだけがカラフルに見えて、ここなら自分を活かせるのでは?と思いCHMに就職することに決めました。
私は中国の生まれで、大学生の頃に恋を追いかけるため日本にきました。
日本語学校に2年間行って、その後、神奈川大学に入学したら、学生生活がすごく楽しくて、そのまま日本の企業に就職しました。就職先は飲食業では有名な会社で、主に店舗のホールを担当していました。その頃、たまたまCHMの方と出会ってスカウトしてもらいました。その話を職場の先輩にしたところ、CHMについて調べてくれ、「すごくいい会社みたいだし挑戦してみたら?」と背中を押してもらいました。
入社後はどういう経験をしましたか?
実は、入社前はゲストの9割が外国人だと聞いていて、「それなら私の語学力を活かして働けるぞ!」と思っていたら、すぐにコロナ禍になり、ゲストの大半が日本人に。
そこには、フレンチレストランが蕎麦屋になったような変化があって、当初はかなり戸惑ったものの、それ以上に戸惑う外国人スタッフが頑張っている姿をみて、自分ができるのは日本人ゲストと外国人スタッフの橋渡しなのではと思うようになり、そのお手伝いを通して仕事が楽しくなりました。
結果、フロントスタッフのバイトからはじまり、3ヶ月で正社員に。その後、ホテルマネージャーを経て、今は東京の中央区にある4つのホテルのエリアマネージャーをさせていただいています。
バイトからエリアマネージャーってすごいサクセスストーリーですね。
私の場合はオープンスタッフとしてMIMARUに入ってから、いくつかの店舗でリーダーなどを歴任しました。その後、本社でマーケティング部で海外メディアやエージェントの対応などを行ない、現在はMIMARUのブランドマネジメントなどを担当しています。
様々な職種を渡り歩いたことで、苦労する面もありましたが、その一つ一つの経験が今の力になっています。
僕は事業推進部でセールスフォースの導入など、現場が働きやすい環境を作ることが主な仕事ですが、配属になった時、上司から「CHMで何がやりたいの?」と聞かれ、自分の好きなプログラミングや動画制作の話をしたことで、それらのやりたいことも業務になっています。
今でも上司からは定期的に「楽しんで仕事をしている?」と聞いてもらえるので、その度に自分がCHMで貢献できる仕事を提案し、実現させてもらっています。先日は社員向けのパーティーで流す動画を作成し、多くの方から感動したと言ってもらえました。そういう挑戦ができるのも仕事の喜びになっていますね。
本社と現場の違い
あさみさんはずっと現場にいるけど、バックオフィスとの違いを感じることはありますか?
バックオフィスには、それぞれの専門領域のプロフェッショナルが集まっているので、現場で判断できないことや、実現したい夢を形にしてくれる力があると感じています。反対に現場、例えばホテルマネージャーなどは、専門領域がない代わりに、建物のことから人事のことまで、ホテルに関わるすべての知識を広く持つ必要があります。私自身、一つのことをやるよりは、様々な分野のことを広くやりたい性格なので現場が楽しいですね。
あさみさんらしいですね。
僕は今ではバックオフィスにいますが、もともとはフロントで働いていました。経験を積む中で、現場のオペレーションや、本社と現場のコミュニケーションに関わる仕事をしたいと思うようなったんです。
また、当時は自分のスキルとやりたいことが100%いかせていない気がしていて、上司に相談したところ、異動というかたちで新たなチャレンジをすることになりました。
今では、仕事の満足度も上がり、自分の強みをいかして活躍できていると思います。
現場経験があるからこそみえる課題もありますし、現場のみんなにはできる限りゲスト対応に時間を割いてもらえるようにサポートしていきたいですね。
私もエリアマネージャーとして、現場で働く皆さんの成長を支えられるのがとっても嬉しいです。
外国人比率の高い当社では、入社当時から日本の文化を理解している人や、敬語を駆使して話せるという人ばかりではないんですよね。そんなスタッフがあくせくしながらも成長し、ホテルマネージャーになっていく姿を見てると、本当に母親になったような気分になることがあります。
マオさんはどういうところにやりがいを感じますか?
多様な国のスタッフが多いからこそ、それぞれの国の文化や価値観、大切にしていることが違ったりします。
私自身、日本式の経営になれない事もあったので、お互いが理解できるようにルールを作ったり機会を作ったりしてきました。
入社当時は、バックオフィスで働く社員の大半が日本企業でしか働いたことない状況で、グローバルバランスをとるのに苦労したこともありましたが、横断的な座談会を開いたり、経営陣に「何に困っているのか」を直接伝えられる機会を作ることで、少しずつ良くなってきていると感じています。
MIMARUで思い描く夢
MIMARUはさらにブランドとしても大きく成長しています。
今までメディアの方々や海外のインフルエンサーの皆さんをはじめ、クリエーターやアーティストなど様々な方と交流する中で、自分の世界が広がってきました。そこで得た知識や経験がこれからのブランド作りのヒントに、次々と新しいことに挑戦していきたいですね。
私は外国籍の管理職やエリアマネージャーが増えていくように、自分自身グローバル企業としてのマネジメントを学び、実践していきたいですね。
外国人が日本の企業で働くのは大変なので、そこをしっかり支えていきたいです。
僕も同じ考えです。グローバル企業として、世界にMIMARUが広げていきたいですね。そのためにも現場とバックオフィスがしっかりと連携できるようサポートしていきます。いつか海外にもMIMARUのホテルを作りたいですね。