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2015.3.5

青山フラワーマーケット×INITIA
自然と暮らす空間を新築マンションで実現!

共用部分や専有部分で具現化した自然との暮らし

大森健太/株式会社コスモスイニシア 販売二部 二課 チーフ

大森
「イニシア江古田」で、まずお願いしたのが、エントランスホールと外の敷地につながるデッキ部分。外は植栽豊かなのですが、デッキとホールは緑がまったく無かったので、とても乖離した感があったのです。

梅澤
弊社の名前からお分かりいただけますように、常に公園という空間を意識してきました。公園には多くの人々が集うもの。キャッチボールをしたり、散歩したり、読書したり――目的はみんなバラバラだけど心地よくなって帰って行く…。そんな"公園"を室内にも造って内と外をつなげて心地よさを持たせるのが「パーカーズ」らしさだと考え、ご提案いたしました。

片平
外の植栽が目に入らない廊下の壁にはミラーを施し、植栽の緑を映りこませるのと同時に、空間の奥行き感も出しました。お出迎えの植物のスタンドライトも設置。対流する水の柔らかな曲線を光で天井や壁に映し出すインテリアで、水の心地よい音と煌めきを演出しています。外の眺めを望めるエントランスホールには、植栽つきのベンチも。同じ物を外に置くことで、ガラスの隔たりを感じさせない自然なつながりが生まれました。このベンチに座っていると、木漏れ日やせせらぎなど、まるで公園にいるかのような感覚で、リラックスできるはずです。

ミラー(平成26年2月撮影)

植栽のペンライト(平成26年2月撮影)

高嵜
専有部分にも、やはり外であるバルコニーとのつながりを軸にオーダーさせていただきました。そもそもグリーンを取り入れることが前提なので、壁紙はじめ全てに緑が映えるようにして欲しいとお伝えしたところ、私たちが発想しないような素材や色をお持ちいただきました。正直なところ社内では抵抗があったのですが、せっかく「パーカーズ」さんとのコラボレーションを決めたのだから、今までの既成概念は外そうと説得して回りコンセンサスを得たのです。

片平
私たちにとっては、ごく一般的なものだったんですが…(笑)。視覚からだけではなく、五感全体で感じられるものにしたいと考えたのです。見た目の雰囲気だけでなく素材感を重視。例に挙げると、木目調が古くみえるよう加工したもの(化粧版など)でなく、本物の無垢などを使うこと。多少軋んでいて、グラスが少しカタカタと音を立てるのも持ち味。触れてぬくもりを感じられる素材を、どうしても外せませんでした。

梅澤
カラーも然りですね。これまでの経験から、花や緑と合わせる壁紙などの色には絶対の自信は持っています。が、普通の建築家さんやマンション販売に従事されている方々は合わせないだろうと思うものが多くなってしまったようです。

大森
黒の壁紙にはびっくりしました。これまではいかにお部屋を明るく見せるかを考えてきたので…。でも実際に花や緑と組み合わせてみるとなるほどという感じ。リビングルームのテーブルのガラス天板の下には、クローバーなどの植栽があり、その成長ぶりや花を咲かす様子などが、家族のコミュニケーションを深めていく。そんな光景が目に浮かぶようです。

人間本来の生活を実現しさらなる高みへ導きたい

大森
次の段階で大切なのは継続していくことです。実際に共用部分の緑って、ランニングコスト節約の観点から、いつしか消滅してしまうことが少なくない。ですから、入居される段階で、この空間がこれから始まる暮らしに必要なものと感じていただけるようにしたいですね。

片平
同感です。100枚の写真を見るより、ひとつの出合い。モデルルームで実際に体験してもらうことでグリーンの良さを感じてもらいたいです。

梅澤
花や緑とずっと一緒に暮らしてほしいから、これらを生活動線上に常においていただきたい。弊社から定期的にスタッフを派遣して、個別に観葉植物のカウンセリングを行ったり、フラワーレッスンの教室なども開催したいと考えています。まだまだ検討段階ですが、「青山フラワーマーケット」と住民の皆様をリンクすることで、老若男女の会話のきっかけ作りなど豊かな時間、笑顔の増える多彩なサービスを提供できるなど、花屋ならではの様々な可能性を秘めています。

高嵜
スペックばかりに気を取られず、暮らし方からトータルで居住空間をプランニングしていきたいと考える私たちにとって、新たな境地を切り開くことができる機会と捉えています。お客さまの中には花や緑を強調すると、「ガーデニングマニアじゃないと住む資格がないのかしら」と考えてしまう人がいるかも知れませんが、花束もらって嫌な人はいないほど、自然は生活に根差しているものだと思うのです。あまり構えずに、まず気軽にモデルルームをのぞきに来ていただければ幸いです。

株式会社パーク・コーポレーション オフィス(平成26年2月撮影)

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