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2015.3.5

青山フラワーマーケット×INITIA
自然と暮らす空間を新築マンションで実現!

Aoyama Flower Market × INITIA

『イニシア江古田』で提携することになった
「青山フラワーマーケット」で知られる
株式会社パーク・コーポレーションの空間デザイン事業部「パーカーズ」。
目指したのは自然と共にある暮らし。
ブランドマネージャーの梅澤伸也さん、デザイナーの片平麻衣子さんから
自然と共生するために大切なこと、提携に至った背景などお聞きしました。
聞き手は、プロモーション担当の高嵜真弓と販売担当の大森健太です。

  • おかげさまで「イニシア江古田」は全戸完売致しました。

株式会社パーク・コーポレーション オフィス(平成26年2月撮影)

生活に自然があると人生が豊かになる

梅澤伸也/株式会社パーク・コーポレーション パーカーズ ブランドマネージャー。2013年7月に空間デザイン事業部門「パーカーズ」を起ち上げ、現ブランドマネージャー(事業長)。

高嵜
これまで弊社のマンション物件全般をプロモーションするという仕事柄、数多くのモデルルームやお部屋、たくさんの建物を見続けてきましたが、緑がない空間は何かぼんやりして生気がない。でも緑が入った瞬間に急に生き生きとし始めますよね。花や緑のある空間って、人々にとっても何より大切なものだと思います。

梅澤
実は私どもの会社の理念が、"Living With Flowers Everyday"。花や緑のある暮らしで時間を豊かにしてもらいたいと様々なアプローチを行ってきました。例えば、ヨーロッパの人々は、目前に花が一輪あったとすると、この花をどうやって綺麗に見せようかと思案し、空間や建物の在り方を考えていく。でも日本では先に建物がありきで、隙間となった所を埋めるために、花や緑を入れようという考えになりがちなんですね。私たちは最初から花と緑が映えるような空間、ひいては人と共存共生できる空間を創っていきたいと思っています。実は都会を見渡すと建物も道路もすべて定規で書いた直線だらけなんです。自然界に直線はほとんどなくて、水平線だって微妙にカーブしています。本来そうした自然の中で生きてきた人間にとっては、花や緑の持つ有機的な曲線が生活空間に描かれることで、本能的にリラックスでき人間らしい暮らしができるのではないでしょうか。

片平
自然と共存するメリットとしては、人間本来の感覚を呼び起こしますし、実際体にも良いということです。植物を見ると目が良くなると言われていますが、ナチュラルな色合いが視神経に優しいという感覚的な根拠のほか、グリーンは照度の低い空間でも判別しやすい色であるため負担がかからないという科学的根拠もあります。また緑のある空間は、酸素が多い。このオフィスで計測すると、通常の2〜3倍ぐらいあって、脳や細胞の活性化に貢献しているはずです。保湿機能も高く、お肌に優しいのも特に女性は嬉しいですね。加湿器などは一切置いていないんですよ。

大森
販売担当としてアンケートなど含めお客さまの声を聴く機会が多いのですが、最近は生活により利便性を求める傾向が顕著に見られます。ウイークデーはアクセスの良い都心でバリバリ仕事をこなすと同時に遊ぶなど、とてもアクティブ。でもその反動からか、休日は室内でゆっくり過ごしたいと望み、室内に潤いや癒しを求める人々が少なくないようですね。

片平麻衣子/株式会社パーク・コーポレーション デザイナー。青山フラワーマーケットの店舗開発担当。「パーカーズ」では、緑を用いた空間造りに取り組む。

自然と融合した空間を新築マンションで叶えたい

高嵜真弓/株式会社コスモスイニシア マンション事業部 営業開発課 担当課長

高嵜
過去に弊社でも、緑と絡めたプロモーションをやってきた経験はありました。でも先ほど梅澤さんがご指摘された「花や緑は隙間や余白を埋めるもの」という域を超えられていなかったというのが実感です。今回の新しいプロジェクトを起ち上げてから、さまざまな会社との協業を現場では検討してきたのですが、私たちが求めていた世界観を初めて感じられたのが、「パーカーズ」さんだったんです。

梅澤
初めてお顔合わせをした時から、コスモスイニシアさんが弊社の理念に共感していただけていることがしっかり伝わってきて…。5年先、10年先も一緒に自然と過ごしていく空間を実現したいという想いをきちんとお聞きしようと考えました。

片平
花や緑との共存に馴染みやすい "素材と風合いを生かしたデザイン"を取り入れたいとお聞きして、興味を抱きました。新築マンションでそういう味わいのあるものを入れていくという発想と出会えるとは、予想していなかったのです。商業空間と違って、実は居住空間はとても制約が多い。例えば素材によっては、劣化が激しいから使用できないとか。極論になると植物を入れると虫が出るからダメにまで行き着いてしまう。そう考えると何もできません。「でもそれが人間らしい生活なのでしょうか?」という問いかけを梅澤とともにさせていただいた結果、「ハードルを一緒に克服していきましょう」というお答え。これまで経験が少なかった住空間で、新たなチャレンジができることにワクワクしましたね。

梅澤
世界のトレンドとして「ヒュッゲ(hygge:デンマーク語)な暮らし」があります。多くの人とワイワイガヤガヤというのでなく、家族とか気心のしれた数人で、琥珀色の温かな裸電球の灯りの下で食卓を囲むような、リラックスできて心地よい生活。そんな生活がコスモスイニシアさんのマンションで営まれるように、初期の段階からお話をさせていただくことができて良かったですね。

株式会社パーク・コーポレーション オフィス(平成26年2月撮影)