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DESIGN

帰ってくるとほっとするデザイン・共用施設の紹介。

見た目の美しさだけでなく、感性に心地よく響き合うことを追求した空間デザイン。
空間の機能性を最低限に抑えることで、素材の質感や音などにこだわり、
そこにいるだけで日常を離れて、
心から寛げるデザインに仕立てました。

PUBLIC SPACE

感性に心地よく響き合い
無垢なる時へのプロローグとなる共用部。

ラウンジの奥には豊かに植栽を配し、
鳥の声や水のせせらぎといった音や映像で、
都心の喧騒から解放される共用部をデザインしました。

ラウンジ完成予想CG

ラウンジ完成予想CG

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外から内へ。
静かで、豊かな
ひと時を描く。

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INTERVIEW_vol.1

視覚だけでなく、聴覚からも
気持ちよさを感じる空間づくり。

カフワアーキテクト合同会社 代表社員 御山 隆治氏
株式会社コスモスイニシア 建築本部 土屋 裕大
2023年5月撮影

2023年5月撮影

コンセプトとの一致から生まれた
音をデザインするという発想。

土屋:「イニシア武蔵小杉」は、音や緑や光を自然な状態で感じていただきたいというコンセプトで計画しました。ラウンジで心地よい音を流したいというアイデアも、単純にスピーカーが使いたかったからではなく、物件コンセプトと御山さんの提供されているスピーカーがすごくマッチしているというところから生まれました。

御山:今回導入されるスピーカーは、特許技術が使われております。通常のスピーカーは小さい紙のコーンを使って音を鳴らしますが、今回のスピーカーは、木の板全体を揺らして空気を振動させ音を鳴らします。だからこそ聞く人の耳に優しい自然なサウンドを表現できるのです。

スピーカー(ギャラクシーN10+)参考写真

スピーカー(ギャラクシーN10+)参考写真

空間に心地よく音を響かせるためにスピーカーの素材や配置にも細やかな配慮を。

御山:音というものは、スピーカー単体だけではなく、空間によっても聞こえ方が大きく左右されます。「イニシア武蔵小杉」のラウンジに設置するにあたり、スピーカーを壁に対して平行ではなく、傾斜をつけて取り付けています。傾斜をつけることでスピーカーの裏側で音がこもらずに、きちんと抜けていくような仕掛けになっています。また、スピーカーに使用する木材には、杉の木を使用。杉の木から最適な部位を選び、適切に乾燥させ、貼り合わせた上で板状に加工しています。こうした行程を経ることで音の波が木を振動させる際、繊維方向にむかって音が流れるようにこだわりました。

2023年5月撮影

2023年5月撮影

LANDSCAPE

機能性以上に心地よさを追求した
安らぎとやさしさを抱く全33邸。

シンプルな機能と動線を心がけることで、スッキリと心地よい日々を描く
ランドスケープ。
外界と内側をやさしく隔てるように周囲に植栽を配置。
ラウンジからは外に出て陽の光を浴びたり、樹々や花々と触れあいも楽しめます。

敷地配置イラスト

敷地配置イラスト

視覚から心を癒やしてくれる
豊かで多彩な植栽計画。

建物を包み込むように潤い豊かな樹々や花々を配置。
エントランスからも奥の緑が目に入るよう配慮しています。
四季を彩ると共に日々の暮らしにやすらぎをもたらしてくれます。

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ヤマブキ

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カンツバキ

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ホルトノキ

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イロハモミジ

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ヤマボウシ

DESIGN

街並みに、感性に、調和する佇まい。

穏やかな住宅街に調和する
シンプルで品のある佇まいを。

主張することなく、街並みに溶けこむように。
シンプルなフォルムを活かしながら、落ち着きのあるトーンの色彩を組み合わせ、静かで上質な外観デザインを追求しました。

外観完成予想CG

外観完成予想CG

INTERVIEW_vol.2

情緒的な価値感を大切にした
気持ちよさにフォーカスした住まい。

2023年5月撮影

2023年5月撮影

株式会社コスモスイニシア 建築本部 土屋 裕大

日常でも非日常でもない
深い安らぎを感じる空間へ。

「イニシア武蔵小杉」は、駅前から程よく離れた穏やかな住宅エリアに位置しています。街並みに調和するように外観のタイルには落ち着きのあるカラー・風合いのものをセレクトしました。また、14階の高さになるため、細長い建物という印象をもたれないように、外観では横のラインを強調するデザインを施しています。心地よさを感じてもらう大切な要素として建物の周囲には豊かな植栽を配し、建物内からでも植栽の緑が目に入るような空間設計を心がけました。

使用予定部材写真(2023年11月撮影)

使用予定部材写真(2023年11月撮影)

ひと時だけでも癒やしを感じられる細部にまでこだわり抜いたラウンジ。

ラウンジに関しましては、長い時間を過ごす場所というよりも、1日の中でたった5分過ごすだけでも癒やしを感じられる空間として計画しました。ラウンジでは音や光の演出と共に、奥に緑が見えるように設計されています。これを活かすため、使っているタイルや素材にもこだわりました。素材は緑に目が行くように全体的に主張が強すぎないものを選定。そしてタイルは奥の緑に目が行くように、少しだけ水平のボーダーのデザインが入っているものを選びました。コンセプトを表現するために、細部に至るまでこだわりが散りばめられた空間です。

2023年5月撮影

2023年5月撮影

建物デザインの3つの思想