高齢期を迎えるにあたり、
幸福長寿を目指した
「これからの暮らし方」を
「高齢期の暮らしの専門家」に聞きました
一般社団法人「人と組織の活性化研究会」理事
解消BOOK
よくある高齢期の暮らしの疑問を○×形式の
クイズにしました。
解答と共に専門家の解説がご覧になれます。
気になる疑問だけ見る
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Q1慣れた生活環境を続けることが長寿の秘密である?A1正解は×です
これは高齢の方はよくおっしゃいます。
住み慣れた場所にずっと住み続けたい気持ちはわかりますけども、刺激を失うとか利便性も失うということで早く危険な状態になって行く。
早めに住み替えて、楽しく充実した暮らしが送れるところに早く住み替えて、そこを住み慣れた場所にしていくという発想が今からの超高齢化社会には重要です。 -
Q2高齢者の事故の約8割は住宅で起きている?A2正解は○です
高齢者の事故は自宅の中で起こっています。
広すぎる家で段差があって2階とかに上って、あるいは雪下ろしとかたりして滑って転ぶ、あるいは温度管理ができていない環境で、風呂場と寒い部屋を行き来して脳梗塞や心筋梗塞を起こす。これがその事故のほとんどなんですけども、そういう意味では古い自宅、広い自宅は危険なので、高齢期の体にふさわしい住宅に住み替えた方がいいということが言えます。 -
Q390歳を超えると大多数の方は自立生活ができなくなる?A3正解は×です
介護保険事業報告というデータから見ますと、90歳を超えても要介護2以上、ちょっと自立生活が難しい方は46%ですので90歳を超えても半分以上の方が自宅で自立生活が可能というのがデータにあります。当然85歳から上の人たちは自立生活が不可能な人は4人に1人、23%に過ぎません。
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Q4健康寿命とは70歳半ばである?A4正解は×です
よくCMとかで男性72歳、女性76歳と言われますけどもこれは全世代調査で、高齢者にとっては意味がない。65歳を超えた人の平均的な自立生活期間っていうのは大体20年ぐらいなので、高齢者になって、あとどれぐらい健康でいられるかというのは20年ですから約85歳だというふうに考えて頂いていいと思います。
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Q5都会で暮らす方が田舎で暮らすより長寿傾向にある?A5正解は○です
理由は三つ考えられます。一つ目は、体調が急変した場合に病院などが近いので、何かのときにすぐ助けてもらいやすいポイントになる。二つ目は、利便施設ですね。スーパーなどですけれども、これも近くにありますので、実生活が継続しやすい。三つ目は、人がたくさんいますから、集いの場、交流の場に簡単に行くことが出来る。この三つが健康寿命が長くなっている理由ですね。
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Q6高齢者は若者との交流を求める方が多い?A6正解は×です
年を取れば取るほど、同世代の方との交流を望む人が多い。簡単に言いますと、孫が帰省して帰ってきた。その時にそれは一番楽しいけれど2日目は疲れる。3日目はクタクタになる、4日目は死にそうになる。こんな風に言われる方もいますけども、そんな声が象徴していると思います。
ご購入された方の声
「人とのつながりがある」
「コンシェルジュが親切」といった
実際の購入者4名の声を伺いました。
住まいの関係とは
幸福と長寿を両立させるためには
何が大切なのか
「高齢期の暮らしの専門家」に
住まいとの関係を聞きました。
動画まとめ 3つのポイント
幸福長寿の新方程式を
意識しよう
一つはやはり安全な環境に住まないといけないということです。
体調の変化や万一の事態に備え、すぐに助けてくれるような人がいることやそういうことがそもそも起こりにくい生活環境にすること。
「どこに住むか」これが大事です。
もう一つ。楽しいとか充実しているとかワクワクするっていうのがハピネスに繋がるわけですから交流があって一緒に趣味を楽しめたり、一緒に運動をしたり、どんどん趣味を一緒にやって楽しくなってくるようなそういう仲間がいる環境、交流がある環境。
「どういうふうに暮らすか」という生活習慣。
「どこに住むか」と「どう暮らすか」。これの掛け算が幸福長寿に繋がっていくと思っています。
幸せの4因子を
大切にしよう
例えばやってみようとか、何とかなるっていうポジティブと楽観は、これは周りに人がいて一緒にやるからこそ感じられる気持ちだと思います。そのため、集まって住むことにより、4因子の三つが極めて実現しやすくなると思います。
もう一つの「マイペースで」ということ。
老人ホームのようないわゆる集団生活を強いられてしまいがちなところだとなかなか許されないかもしれません。しかし、分譲マンションは主体的に自分の意思で行動できるので、マイペースでいることもできる。
集まって住むということと住み方がシニア向けの分譲マンションでは自由だということから
この4因子がこのシニア向け分譲マンションでは極めて実現しやすい
環境にあるというふうに考えています。
先を見据えて
「住み慣れた環境」にしよう
高齢期には何のストレスもなく住み慣れた場所で最後は暮らしたい、
何のストレスもなく自由に気ままに自分らしく暮らしたい、これは誰もが願うことだと思います。ただ、考えてもらいたいのは、高齢期っていうのは20年も30年も、場合によってはもっと、あるのです。
危ない環境でいつ何が起こるかわからないような環境、あるいは衰えやすい環境で30年も住んだら駄目だと思うのです。
いい高齢者住宅に住み替えて住みなれたという気持ちを持って
20年、30年を暮らせた方が良いのではないかと、それが一番思うことですね。
「アクティブ」な暮らしを提案する
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